イモリで間違いないと思う。 春先に親はやたらたくさん見るのだが、その後をあまり知らない。 気がついたら、小さな幼生がそこら中で泳いでいた。
家に持ち帰り水槽で撮影。 正面から撮った一枚が後々見ると結構かわいい。 親とはえらい違い。。。マジメに撮り直すべきかと思った。
小さいけれどしっかり足があるということは、もう孵化してから2ヶ月くらい経つらしい。
子供の頃見たサンショウウオの卵は、こんな乳白色のものじゃなかった。 これはクロサンショウウオの卵塊。庄内では割とよく見られるようだ。
光の屈折の影響でひどくゆがんだ画面。 おやおや、下にいるのはサンショウウオじゃないか? 明らかにイモリとは違う。 E-520 マクロ50mm シグマ150mm
ちょっと踏み込んだら、ちょっとの震動を敏感に感じ取って サンショウウオは底の落ち葉に潜ってしまった。 オリンパスのμを使って親込みで撮影できそう思ったが、難しそうだ。
昨夜の雨のなか、最後のチャンスとヤマアカガエルの産卵シーンを探してまわった。 でも、完全に失敗。 雨の音が邪魔になって、カエルの声を聞くなど全く無理だったのだ。 翌朝になって、ある場所に大量の卵塊をみつけめまいがしてしまった。
だが、諦めるのは早い。 夜になって再び同じ場所を訪れ、ようやく目的のアカガエルの鳴きかわしを録音することができた。 だが、撮影することは諸々の理由から叶わなかった。 また悔いの残る結果となってしまったが、今年色々まわって、ようやく糸口が見えてきた。 来年は確実にものにできそうだ。 あとは、そのタイミングに体があいているかどうか、だけである。
3月16日にヤマアカガエルの声を録音した場所に、再び行ってみた。 その時の卵はすでに孵化して、無数のオタマジャクシが水面に細かい波をおこし、 ちょっと不気味な感じがした。 卵をおおっていた丸いゼラチン質が、まるでタピオカのように水底に沈んでいる。
数える気にもなれない
ちなみにこれらの写真は、テレビ取材中に合間をみて撮影したもの。 となりではカメラマンKさんが撮影中。 その彼が「足が見えますね」という。 いやいや、それはまだ早いでしょうと目を近づけて、私のほうがびっくりしてしまった。 まだ若いオタマジャクシなので、エラが表に向かってまるで手足のように突き出している。 今までよく見ていなかったんだなあと、嬉しくなった。Kさんに感謝。。。 所々にアルビノらしき、白っぽいものが混じっていた。 E-520 9-18mm シグマ150mm
こちら、取材風景
やれやれ、せっかくのチャンスを逃してしまったようだ。 ある田んぼに、ごっそり卵を見つけて、かなりへこんでしまった。 おそらく土曜日の産卵だったのだろう。 金曜日は一日雨が降ったから確定申告をすませて安心したりしていたのだが、 土曜日はもっと徹底的にまわるべきだった。
E-520 14-42mm
E-520 マクロ50mm
でも、まだまだチャンスはあるはず。 次の雨は要注意だ。