Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: movie

  • 魚露目8号でホシホウジャク〜240fpsスロー動画〜

    これまで随分長いこと「自作虫の眼レンズ」沼にハマり続けてきました。最高のものを求めて様々研究を続けて結局答は出ていませんが、その過程で魚露目8号の性能のよさを再確認できました。

    今、私の昆虫のワイドマクロ撮影は、自作虫の目より魚露目8号がメインになってきています。夕方、庭に訪れるホシホウジャクでかなり満足できる絵が撮れました。

    魚露目8号の画質に苦労されている方にヒントです↓

    ↑ここまで。
    ここに行き着くまで15年くらいかかってしまいました。マスターレンズ選びのポイントは、魚露目を装着したときにケラレがないか少ないこと、周辺の流れが少ないこと、背景のおかしなボケのないことなどです。MF操作がしやすいレンズであることも重要です。そんなわけで今はこのレンズに落ち着いていますが、きっともっといい組み合わせがあるでしょう。

  • ハラビロカマキリのハンティング

    今回の動画は庭のウドに取りついた一匹を追ったものです。実はウドの葉上に落ちたアブラムシの甘露を求めて飛び回るアメリカミズアブの動きが面白く、カメラを向けていたのですが、気がついたら画面にハラビロカマキリが現れて・・・1カット目はそんなシーンです。

    その後、花に移ってハナアブやハエを狙い始めました。こんなに積極的に狩りを続けるのはオオカマキリではあまり見たことがありません。数時間にわたって積極的に獲物を狙ってくれて、私もカメラから離れられなくなってしまいました。でも、とらえた瞬間を撮影できたのは2回だけでした。見えないところでハエを撮る瞬間があったり、 一度は飛んでいるハチを空中でキャッチしたのを裏撮りで失敗しました。これは悔しかったです。

    カメラ:Chronos 2.1 レンズ:Micro Nikkor 105mmF2.8 撮影:2142fps 再生:60fps

  • ルリタテハの蛹化

    ルリタテハの蛹化を撮影しました。実は写真も動画も初めて。前日16時半にぶら下がって前蛹となりましたが、調べると翌朝には蛹化しそうです。ネットに情報をアップしてくださった先輩方に感謝です。事実、翌朝8時前に蛹になりました。前蛹の期間は13時間でした。

    今回もGH6の5.7Kで固定画面で撮影です。Tether撮影で、フォーカスもMacbookから。最近、室内での撮影はこのスタイルがほとんど。下手にカメラを手動操作して画面を揺らすくらいなら、ずっとこのほうがいいです。横長画面はすごく無駄に感じて、縦位置で撮影しました。

    YouTubeにアップしたノーカット版は全体で12分。ぜひスマホでYouTubeから見て欲しいです。ピンチアウトして拡大すると、つぶさに観察できて、本当にスゴイです。これは多くの方と共有しなければと思いました。タイムコードは実際の時間を表示しています。

  • マツムシ

    新潟県村上市、瀬波温泉近くでの撮影です。日本海側の分布北限は現在もこの辺り。私の知る17年間でほとんど変化がありません。

    GH6のHFR240Pで撮影。Final Cut Proの編集で25%、10%、4%スローを適用して、音ありスロー動画を作成しました。

  • カンタン

    夜間に鳴く虫を撮影するには、ライティングの工夫が鍵になります。
    最近、いいストロボとの出会いがありました。今年3世代めが発売された香港製の小型ストロボとだけ記しておきましょう。あまりに良かったので、軽くべらべらしゃべるのはもったいなくなるほどです。

    ストロボにはLEDライトも付いているのですが、今回の動画はそれを使って撮影しています。全然使えます。これはもっと早く入手しておくべきでした・・・