Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

月: 2010年11月

  • 冷気が降りてきた

    朝、鶴岡を出て新庄方面に。
    気温が上がる予報だったので、今日こそ目当ての被写体に出会えると期待して出かけたのですが。。。

    途中、戸沢村に入ったところで異様な光景に出くわしました。

    山の上から冷気が降りて来るときにできる雲です。山の向こうとこちらでは、相当の温度差があるようです。
    さらに車をとめて外に出てビックリ。何だこれは?な寒さです。


    後で気象庁のHPからアメダス情報を見てみると、
    9時の気温 鶴岡9.4℃・・・・新庄2.3℃
    10時の気温 鶴岡11.9℃・・・新庄3.1℃
    11時の気温 鶴岡13.7℃・・・新庄4.1℃
    驚きの温度差!もちろん滅多にないことです。

    その後、最上川沿いを進むと、案の定、すっかり曇っておりました。
    そのまま待っていれば晴れたようですが、辛抱できず、山形方面に移動することにしました。

  • クリオオアブラムシ

    この日一番目にした昆虫は、何と言ってもヤツらでした。
     

    テントウムシについて、チョットしたことがありまして、まだ間もないこともあって
    「嫌悪感」が妙に気になってしまう今日この頃(笑)。
    でも、晩秋の雑木林では、どうしても目に入ってくるこの「数」はやはりムシできません。

    かがくナビでも記事を書いてみました。こちらもぜひ、ご覧下さい。

  • オオスズメバチ

    夏の間どうも縁がなかったオオスズメバチ。今頃にらめっこしています。
    もっとも、こんな秋が深まった今だからこそ、落ち着いて撮影できるというもの。
    我々の身近にもっとも危険な野生生物といえば、クマなんぞではなく間違いなくスズメバチです。
    巣を攻撃しないかぎり大丈夫などと、私は思いません。

    まだまだ働きバチが活動中、コナラの樹液を熱心になめていました。さすが鶴岡は温暖。
    なにしろ、まだ氷点下の朝がありません。

    後で撮影した画像を確認していて、大アゴの間からのびる口が気になりました。特に左の画像。
    こんな形をしていたとは知らなかった。。。

     

  • フクラスズメ

    山形より鶴岡に戻り、ちょっと夜の雑木林の散策に行ってみることにしました。
    夜になっても気温は10℃を下らず、生暖かい感じがします。
    昼間、山形ではクロスジフユエダシャクが飛んでいるのを見ましたが、鶴岡はどうなっているのだろう。。。

    残念ながらフユシャクは一匹も見ませんでしたが、かわりに樹液にやってきたフクラスズメを見ることができました。オオスズメバチも来ていて、ドキッとしましたが、よく見れば雄でした。

     

  • これはクマの仕業?

    山形市の山中でのこと。
    林道の案内板が破損しておりました。
    車が引っかけたんだろうかと思いながら通り過ぎたのですが・・・いや、待て待てぇ〜!
    もしやこれは、クマの仕業じゃないの?


    根本には、破損した木ぎれが落ちてます。人がこんなことするかな・・・


    破壊されてまだ間もない様子。
    断面は、見れば見るほど噛み割ったもののように思えてきます。


    そして決定的なのが、この柱に引っかかった黒い毛!
    誰かの悪戯でなければ、これはクマの仕業に間違いありません。


    すっかり葉を落とした林を見わたせば、クマ棚らしきものもありました。