Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 【Chronos2.1編集】カメラプロファイルを作る

    Chronos 2.1でDNGを撮影しLightroomで現像処理している人に限定。
    超有用情報を公開します!

    Chronos 2.1で撮影したDNGは、そのままでは無茶苦茶な色です。普通のカメラなら当たり前に乗っているはずのメーカー標準のカメラプロファイルがありません。Lightroomの色温度と色かぶり調整では、とても補正できません。全くありえない!

    Chronos2.1を購入して一年くらいたった2021年9月。カラーチャートを使ってカメラプロファイルを作成する方法を知りました。

    ↓こちら、お高いカラーチャートを購入するきっかけとなった動画です。
    エックスライト・カラーチェッカーパスポート簡単使い方ビデオ!(PhotoshopやLightroomの画像の色編集作業を時短)

    ColorChecker Passport Photo 2 ただの色見本なのに2万円もするの?散々迷いましたが購入して良かった・・・それからは正しい色を簡単にゲットできるようになりました。

    ColorCheckerカメラキャリブレーション

    カメラ:Chronos 2.1 レンズ:Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    撮影:1000fps 再生30fps(33.3倍スローモーション)


  • 【Chronos2.1編集】10,000枚超DNGからムービー作成

    高速度カメラChronos2.1で撮影する時、私はいつもDNGで記録しています。そして、パソコンに取り込んだ後に現像処理して動画を作成しています。その様子を動画にしてみました。手間のかかる作業ですが、Chronos2.1の潜在能力を最大限に引き出せて大変満足しています。作業手順は字幕で説明を入れました。興味のある方は、字幕表示して視聴してください。 2021年9月以降は、ずっと同じ手順で動画作成しています。

    カメラ:Chronos 2.1 レンズ:BORG 71FL
    撮影:1000fps&2142fps 再生60fps

    一回の撮影でFHD1000fpsだと少ない時でも500〜600枚。1500枚前後が多いようです。ちなみに私のChronosは16GBモデルなので、メモリーいっぱいに撮影すると、実時間で5.5秒間、5516枚です。ついでによく使うフレームレートと解像度、撮影枚数をリストにしてみました。

    解像度フレームレート撮影可能枚数
    1920×10801000fps5516枚
    1280×7202142fps12413枚
    1024×5763358fps19396枚
    800×6004352fps23805枚
    800×4805406fps29714枚
    640×24010486fps74154枚
    Choronos 2.1 16GBモデルの場合

    Chronos2.1、日本国内に何台入ってきているのでしょう。10はあると思いますが、50もないのでは?そんな特殊機器の情報、必要とする方はないかと思いますが、思う所ありまして動画を作成してみました。

  • 【33倍スロー】ミイデラゴミムシのガス噴射【Chronos 2.1 Highspeed】

    カメラ:Chronos 2.1
    レンズ:Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:1000ps 再生:30fps

    ピンボケでYouTube公開を見送っていましたが、久しぶりに見たところ、やっぱり面白いのでアップしました。液体ガスが広範囲に放出され気化していく、その様子はピンが来ているところにも見えます。もったいないので、普通ならNG動画ですが公開します。

    ピンボケの原因は単に間に合わなかったためです。1カットめはピントの微調整中にガス噴射してしまい、2カットめはピンセットにはさんだゴミムシを画面中央に運ぶ途中でガス噴射してしまいました。ゴミムシにピントが合ってからは、わずかに残ったガスが出る様子が撮れていますが残念な量です。

    ちなみに、この動画は今年4月の撮影です。ギリギリ越冬中のミイデラゴミムシを採集したものでした。この冬、再びトライします。

  • ウミネコの水浴び(2021年2月)

    カメラ:Chronos 2.1(Ver.0.6.0) レンズ:BORG 71FL
    撮影:2142fps 再生60fps

    コハクチョウの水浴びとともに、Chronos2.1で撮影を始めた頃の思い出深い撮影。DNGで収録していたものを、 現在の設定で現像しなおしFHDから4Kにスケールアップし再編集しました。

    Chronos2.1で撮影を始めてもう4年になります。最初の頃は、カメラの真価を引き出すことができずに一喜一憂していました。ものすごい瞬間が撮れたと喜ぶ反面、思うように色が出せずにこれでよいかどうか悶々としながらでした。

    Chronosで撮影したDNGはそのままでは無茶苦茶な色です。あとになって気づくのですが、普通のカメラなら当たり前に乗っているはずのメーカー標準のプロファイルがありません。全くありえない話。

    そうとは気づかずに、最初の1年くらいは、毎回、色を出すのに苦労していました。Lightroomで色温度とTint調整で自然な色に近づけようと頑張っていました。よくできたと思ったときにはプリセットに保存しますが、ほかに適用すると変な色に感じてしまう。無理なレベルの色のズレ方でした。

  • 【約17倍スロー】コハクチョウの水浴び(2020年11月)【Chronos 2.1 500fps】

    ChronosにBORG71FLをセットして、最上川河口のスワンパークまで出かけました。日没後にねぐらに帰ってきたハクチョウが水浴びするシーンを狙おうと思ったのです。水しぶきが逆光でキラキラ光る綺麗な映像が期待して・・・

    ところが完全な空振りでした。白鳥たちのお帰りが遅すぎて、日没後の暗さのなか、ゲインアップしたり、フレームレートを落としても、暗すぎて話になりませんでした。以前撮影した時の良い記憶が蘇ります。

    カメラ:Chronos 2.1(Ver.0.5.1) レンズ:BORG 71FL
    撮影:500fps 再生60fps 2020年11月14日酒田市で撮影

    というわけで、4年前、Chronos2.1で撮影を始めた初期の頃の撮影データを引っ張り出してきました。日付は2020年11月14日です。当時は始めたばかりで色をはじめ現像処理を模索中でした。現在の設定で現像しなおしFHDから4Kにスケールアップし再編集しました。

    ↓こちらが撮影直後にアップした動画。う〜ん当時も頑張っています。
    新しく編集したほうが見劣りしないか心配になってきました。