Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • コハクチョウのスロー動画

    久しぶりにコハクチョウにカメラを向けたら、ついつい夢中になってしまいました。

    軽い気持ちで踏み込んでみると結構深くてハマってしまう・・・よく「沼」に例えられますが、まさにそんな感じです。自分は虫に専念すべきですが、晩秋、次々にやってくるハクチョウたちも気になって仕方がありません。時々、足を取られるので気をつけています。

    使った機材はGH5にBORGの71FL(焦点距離400mm)。そのままではいま一つの拡大ですが、光学テレコンと、GH5のEXテレコンを組み合わせると、ご覧のように、かなりのものになります。
    もっと長焦点のレンズを使えばよいのではと思われるかも知れませんが、そうでもありません。写真はともかく、動画ではブレが酷くなりますし、できるだけコンパクトに画質良く、それに実際に振り回してみての使いやすさ、諸々のトータルバランスが大事です(もちろんコスト面も!)。
    結果、もう5年以上前にたどり着いたものです。当時のカメラはパナがGH2でオリンパスはE520でした。動画はFHDから4Kになりましたがまだまだ余裕の高画質です。

    BORG使いづらいという声もあるのはもっともなこと。MFだし、鏡筒がたわみやすいので、適切に支えを入れないと、ピントリングが重く動かなくなります。そこは工夫次第で素晴らしい結果が出てくる、味わい深いレンズなのですが・・・
    久しぶりにBORGのサイトを見に行ったら、驚いてしまいました。なんと!71FLも77EDも生産終了となっていました。まずまず手頃な価格帯のレンズでしたのに、ヒジョーに残念です。

  • クロナガアリ

    いつからなのか、すでにクロナガアリは活動を開始しています。でも、種を運ぶ様子がいまひとつよく見えません。
    ある巣では、出入り口付近に働きアリがごちゃごちゃしていました。なんとなくですが、出入り口を開けたばかりで、巣の中のゴミ出しが一段落したところのように見えました。

    巣の出入り口は、白っぽい砂の山が出来上がっているので見つけやすいです。ここは庄内砂丘の一角。表土がどんなであろうと、掘ればすぐにきれいな砂の層にあたります。写真展「庄内の昆虫たち」より

    すべて自作虫の眼レンズで撮影

  • マツヘリカメムシ

    比較的最近日本に入ってきたという外来種。後脚のすねが幅広く、ちょっと格好いいカメムシです。私は今年になってはじめて見ましたが、以来よく行くポイントで必ずといっていいほど見かけます。海に近くクロマツがたくさんな場所です。

  • オオカマキリ

    夕方、アキアカネが杭に集まるのを待ち構えるようにオオカマキリが現れて、次々に捕食している場面に出くわしました。いつもの自作虫の眼レンズで撮影。

    虫の眼スロー動画に挑戦。生きながら食べられるとは想像を絶する苦しさでしょう。これが昆虫たちの日常の世界。小さくて気づきにくい世界ですが、すぐ身近なところにあります。

  • ルリタテハの寄生バチ

    以前、何度か見たマユをホトトギスに見つけました。寄生バチのマユらしいと想像するもののちゃんと調べてませんでしたが、寄主はもしかして?
    付近を探したら見つかりました。やはり・・・

    ネットで調べると、ルリタテハの幼虫に寄生するハチで、すぐにわかりました。タテハサムライコマユバチのようです。