Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • GH5 VFRとEXテレコン

    どうしたら4K60PとVFRの切換をスピーディーにできるか考えていましたが、カメラをさわっているうちに解決しました。

    VFRの設定は常にオンにしておく
    なんてことありません。ただそれだけでよかったのです。

    4K60PではもともとVFRを選択できません。もしFHDで一度VFRの設定をオンに選択したとして、4K60Pに切り換えたときはVFRについては無視されるだけです。そして、ありがたいことに、再び解像度をFHDに切り換えると、前のVFRオンの設定は残っていて、すぐにスロー動画を撮影できるのです。ほぼ一発切換に近い方法が見つかりました。
    ただし、撮影レートは23.97fpsや30fps(スロー効果100%)にリセットされますので、再び設定し直す必要があります。ここ要注意。

    VFR撮影時のEXテレコンについて、気がついたことを書いてみます。
    GH5は4KでもEXテレコンが使えますが、その場合は1.4倍まで。
    それがフルHDなら2.7倍まで倍率が上がります。せっかくですからVFRではEXテレコンをじゃんじゃん使ってみたいですね。
    ところが、すぐにMAXの180fpsではEXテレコンが使えないことに気づくでしょう。

    最初気づいたときは、VFRではEXテレコンが全く使えないのかとチョーがっかりしてしまいました。
    でも、ちょっとレートを下げてみるとEXテレコンが使える事がわかりました。180fpsで使えないのは残念ですが、まあよかった。
    具体的には次の通りです。

    FHD60Pでは120fps(スロー効果50%)まで
    FHD30Pでは135fps(スロー効果22%)まで
    FHD24Pでは144fps(スロー効果17%)まで

  • GH5 VFRテスト

    VFR(バリアブルフレームレート)撮影 撮影フレームは180fpsです。再生は24fps

    画質は見慣れたFS700の240fpsと比べてどうでしょう。撮って出しの映像にスーパーを乗せただけの動画です。感度は800だったと思います。ノイジーなのはたぶんそのためでしょう。空を向けた時は確か200か400です。最初に液晶で見た時から色も濃くカリッとしていて、これはスゴイと思いました。でもパソコンで確認した時は、ちょっとだけ荒いかなあ、硬いかなとも感じました。といって悪いわけではありません。カメラの設定をちょっと調整してみるとよくなりそうです。

    これで高速度カメラの選択肢がまた一つ増えました。あとは何を撮るかです。身近なところに新しい発見がゴロゴロ転がっているのですから。

    FS700もRX100M4も、SONYはスローに簡単に切り替えられますが、GH5のVFRは切り替えに何ステップか必要です。
    とっさにスローで撮ろうと思った時のためには、最短コースをよく把握しておかなくては。。。

  • GH5テスト動画 手ぶれ補正・フォーカストランジション・EXテレコン

    あまりに手軽に4K60P撮影ができてしまって驚いています。
    GH5の登場で、4K60P動画が一気にあたりまえになりそうな予感。


    テキトーな撮影で何ですが、GH5の素晴らさを即行でお伝えしたくなりました。

    注目の新機能フォーカストランジションも素晴らしい!
    慣れと工夫が必要ですが、スピーディーにセッティングできると思います。

    EXテレコンはもう少し倍率が欲しかったですが、無いよりはやはりあった方が嬉しい。Panasonic、ありがとう!
    23インチFHDモニターでは正しく判断できませんが、画質は全く問題なさそうです。

    そして手ぶれ補正。
    SONYのハンディカメラのよく効くヤツなみに、バッチリ効いていると思います。
    写真の方もOLYMPUSなみに効いていると思います。純正レンズ以外でもOKだし、今のところ不満なしです。

    FS700+Shogun Infernoの絵と比べても、優劣つけられません。撮影の手軽さもいいし、色補正も無しにそのまま使えそうですし、GH5はホント素晴らしい!
    プロの映像制作にも大きな衝撃となること間違いなしです。もはや使うレンズ次第で、レンズの善し悪しがモロ、画質に影響してきます。
    コマ収差、色収差は動画の方がむしろ気になるもので、これから巷じゃGH5と組み合わせるレンズ選び・レンズ自慢で盛り上がりそうです。

    機能が増えて、その機能をどうやって効率よく呼び出すか、それが自分には課題です。
    ファンクションボタンやマイメニューをいかに駆使するかなんでしょうねえ。
    スマホのアプリは相変わらず接続がスムーズにやれませんが・・・アプリの中自体はそれほど変わってはいないようですし・・・。本体を操作する方がやっぱり早い。アプリは遠隔撮影や防振目的で使うくらいでしょうか。

  • GH5の届いた日に・・・

    発売日、夜になってからGH5を受け取りました。
    夕飯を食べながら、機体のGH5の機能をいろいろチェック・・・至福の時です

    ボディ内手振れ補正はどうなっているの?
    EXテレコン1.4倍はやはりこんなものか・・・  (追記:倍率のことです。2倍以上あると嬉しかった)
    ジョグ操作でのフォーカスポイントの移動は便利!
    ファンクションボタンをカスタマイズして・・・
    VFRは180fpsにして・・・
    4K6Kフォトはドライブダイアルの一つになって使いやすくなった!!
    トランセンドのSDXCカード64GB (UHS-I U3)でどうやら4K60Pも撮影できそう
    基本的にGH4で使っていたアクセサリーは使えそう
    フォーカストランジションはちょっと使いにくいけど、やり方はわかった
    OLYMPUSの60mmマクロでフォーカストランジションが使えた!!

    遊んでいるうちに、いつのまにかえらい時間に。遊んでいる場合じゃないのになあ
    そして、何気にいつも見るサイトをチェックしていたら、えらいニュースを見てしまいました。

    (さらに…)
  • 蚊柱のスロー動画

    夕方近く、庭に蚊柱がいくつか発生しました。もう春だねえ、などと和んでいる場合ではありません。まずは撮影!

    蚊柱って、いつも見慣れているものですが、ビデオカメラを向けた事はありませんでした。スチルカメラで連写した時は結構面白い瞬間が撮れて、いつか高速度ビデオカメラでと思ってはいたのですが・・・結果、短い時間でしたが、とても面白い動画を撮影できました。

    FS700にShogun INFERNOを組み合わせる事で、FSRAW to Proresで、2K240fps(frames per second)動画記録できます。エンドトリガーで数秒遡って記録するバッファー記録も便利ですが、何分でも撮り続けられるメリットをこれから色々探っていこうと思います。まず、長く記録できるということは、それだけ決定的瞬間をゲットするチャンスも増えるはずです。
    撮影した動画の情報を見ると、解像度2048×1080で再生コマ数は239.76fps! 59.94fpsに対して4倍、23.97fpsに対して10倍のコマ数です。23.97fpsの編集ラインにのせた時、速度10%までは一コマ一コマ別々の完全なスロー映像を作ることができます。
    もうすぐ発売になるGH5の注目の新機能、180fpsまでのVFR撮影も、メモリーがいっぱいになるまで連続して記録できます(たぶん・・・)。こちらは、確か記録された状態ですでにスロー動画になっているはずです。GH4は96fpsまででしたので、これは大きな進歩。4K60Pとともに要注目の新機能です。もちろん、私もすごく楽しみにしています。

    ユスリカと思って撮影したら、ガガンボかガガンボダマシのなかまでした。リズミカルな上下運動の中に、肉眼ではまるで分からなかった翅の動きを確認できて、ちょっと感激。珍しくもなんともない、普段は特に見ようとも思わないようなものでも、速度をちょっと変えるだけで、こんなにも違って見えるものなんですね。すごく新鮮です。動きの速い昆虫の世界は10倍程度のスローでは全然足りなく感じる事も多いですが、蚊柱のような、肉眼で見えそうで見えない位の高速運動に色々新しい発見がありそうです。