ネコヤナギの綿毛に黄色い点・・・花が咲きはじめたようです。拡大してみると、花粉とは違う透明なカプセル状のものが並んでいるのが見えました。花粉のできかけの状態でしょうか。


一枚目の写真は、昨日入手したユニオン光学の中古対物レンズで撮影したものです。ちょっと面白いレンズでした。
オカモトくんには室内撮影にもつき合ってもらいました。けれどちょっと失敗。あまりに大人しかったので、そっと車に持ち込んで走り出したのですが、10分後には活発に飛びまわってしまいました。まっ暗な車内でどこに潜りこんだか分かりません。翌朝、明るくなってから車から回収して室内に持ち込みました。車の中で騒いだのか翅は少し傷んでしまいました。

明るいLEDライトで撮影しました。これならストロボの光におどろいてビクッとすることもありません。でもAFレンズではないのでフォーカスブラケットが使えず微動装置を使った深度合成ですから、撮影には数分かかります。動かないでねーと祈りながら撮影しました。

ガードレールにとまるオカモトトゲエダシャクを見つけました。道路脇の枝に手をのばそうとガードレールをまたいだら、陰にとまっていました。すごい偶然!今日は鶴岡も10度以上に気温があがりましたが、まだまだ雪は残っています。そんななかで、すでに活動期に入っているんですね。

▲もしかしたら鶴岡で見るのは初めてかも知れません。小諸では海野さんのアトリエで夜の灯りにバンバン来てたっけ (さらに…)
お仏壇に供えたユリの葉っぱが妙につやつやして気になります。これはきっと何かある。。。アップしてみると肉眼とはまた全然違った質感が見えてきました。

▲ZUIKO Macro 38mmで撮影。推定4倍。画面横幅5mm
葉の表面は透明な層で覆われています。これはワックス層?クチクラ層?
中が透けて見えそうです。もうちょっと倍率を上げてみましょう。

▲ZUIKO Macro 20mmで撮影。推定8倍。画面横幅2.3mm
中にまるい緑のつぶつぶが見えてきました。これはいったい・・・

▲顕微鏡用対物レンズ40倍で撮影。画面横幅は約0.5mm。
葉の表面はかなり透明なのですが、さすがに中がクリアに写るほどでもありません。でも倍率を上げるとそれなりに何か見えてきます。丸い緑色の粒は長さ30〜40マイクロメートルくらいで細胞クラスのサイズ。そして、さらによく見ると、もっと小さな緑色の粒も見えてきます。これこそが葉緑体じゃないかと想像しましたが、さてどうでしょうか?