Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • アオオサムシの翅

    顕微鏡対物レンズを使う時に限ってのことですが、だんだんOLYMPUSのフォーカスブラケットをあまり使わなくなっています。振動が少なくピッチも細かく、とても便利なのですが、どうも以前の方式のような画質が引き出せません。

    一方、以前からの被写体を移動する方式では、マイコンを使って被写体をのせた微動装置を細かいステップで移動しながらカメラのシャッターも制御できるようになりました。今や、100枚でも200枚でも楽に撮影できます。アオオサムシの翅を撮ってみました。


    ▲顕微鏡用40×対物レンズで撮影。なんとかギリギリ繋がっていると思います。


    ▲顕微鏡用10×対物レンズで撮影。

    40倍のほうの画質はよく引き出せていると思いますが、どうも10倍の方が周辺の像が流れます。何度かバラして中のレンズを掃除したりしましたが、やっぱりそんな事をしてはNGだったか。。。

  • 鱗粉のはがれた部分

    ミドリヒョウモンの後翅裏面で、傷ついて鱗粉のはがれたあたりをアップしてみました。

    ▲顕微鏡用40×対物レンズで撮影。28枚から深度合成

    鱗粉が抜けたソケットがよく見えます。このサイズで見ると鱗粉はもはや「粉」なイメージはありません。鱗粉は毛が変化したものという事ですが、なるほど・・・。

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    ▲上の画像のピクセル等倍です

  • 液晶画面

    買ってからそろそろ2年になるiPhone5c。もう買い換え時かなあと思って近所のAUショップに聞いてみると、4月に入ったらいつでもOKですとのこと。まだしばらくつき合ってもらいましょう。

    そういえば、こんな毎日何度も見ている液晶画面を拡大撮影していません。商品説明とかで見て、どういうものかぼんやりとは分かっているけれど・・・実際に見てみると、なるほどこういうことなのかと面白かったです。ちょっとルーペで見るだけでも、十分楽しめますね。

    ▲顕微鏡用10×対物レンズで撮影。赤い〇の中に白で数字の2の部分アップです。
    赤いところは赤いLEDだけが点いていて、白いところは赤緑青のLEDが全部フルに光っています。これでなんで白く見えるのか、やっぱり不思議です。

    ▲マクロ60mmの最短、等倍で撮影したサイズがこれ。
    ちとフレームがヒドイです・・・
    流石OLYMPUSのマクロはキレがいいです。このサイズでもどの色がRGBのどんな組み合わせかしっかり観察できます。

    ▲上の画像の部分アップ。ピクセル等倍

  • トマトの表面

    さわった感じはとっても滑らかなトマトですが、拡大してみると表面はこのとおり、かなりボコボコしています。まるでゴルフボールのようです。

    ▲顕微鏡用対物レンズ10倍使用。100枚から深度合成

    簡単そうなカットですが、しばらく苦労しました。半逆光で撮影しているために特に収差が酷くなって、これはもはやレンズ性能の限界かと思われましたが、絞りを途中に入れることで、まずまず満足のいくカットが取れました。残念ながら絞りを使うと若干解像度が落ちてしまうのでこれで完璧とはいきません。

  • ノコギリクワガタの触角

    一週間、鶴岡を離れていました。洗浄したままになっていたノコギリクワガタの標本があったのを思いだし、その触角を拡大撮影しました。

    Zuiko macro38mm/f3.5で撮影、137枚から深度合成
    Zuiko macro38mm/f3.5で撮影、137枚から深度合成

    標本といっても飼育していて死んだものを冷凍庫に保管していたものです。洗浄によって大分汚れが取れたものの、やっぱり生きている時の輝きは失われてますね。