Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • ヒトスジシマカの吸蜜

    自宅の庭でも撮れるはずだと無駄に時間と労力を費やしてしまったようだ。
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    ▲ヒトスジシマカの吸蜜。ヤブガラシの蜜をなめる雌

    とあるお宅の庭は、広さも数倍、ヤブカの数はたぶん10倍以上。撮れなくて困っていたシーンもすぐ目の前に!ヤブカごときにと笑われるかも知れないけど、大興奮の私だった。ホント、実は泣きそうになった。

  • ヒトスジシマカの空中交尾

    ヒトスジシマカが一回の交尾に費やす時間は1分ほどでヒジョーに短い。空中で雌雄が出あい、空中を飛びながら交尾、そして多くはそのまま空中で分かれる。

    センサーを使って高速ストロボでバッチリとめたいところだが、これが意外に苦戦する。交尾時間が短いがために、センサーつきのカメラを振りまわす余裕をくれないのだ。いっそのことセンサーなしに狙った方が上手く行く・・・悪戦苦闘の末の私の結論だ。ただし、OM-Dのようなビデオ像のファインダーでは、かなり困難、というより無理。ノーファインダー撮影は別として、飛んでいる虫をファインダーを覗いて撮影する場合は、空中像のファインダーが断然有利だ。

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    ▲雄と雌は互いに向き合った姿勢でつながっている。上が雌で下が雄

    何枚撮ってもこう写る。どうやら飛んでいるのは雌だけのようだ。 高速度カメラで撮影したら、雄も羽ばたいていることがわかりました。

  • ヤブカの翅

    いやいや驚いた。飛んでいるヒトスジシマカを撮影していて、虹色に輝く翅がすごく気になったのだけれど、微細構造のなんと美しいことか。
    ヤブカ翅
    ▲雌のヒトスジシマカの左翅 背面より
    13枚の画像を深度合成している。

  • ヒトスジシマカ雌の飛翔

    自分の手によってくる雌を、センサーに誘導して撮影を試みるも、結構難儀した。
    雌の飛行機道は読みにくい。

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    ▲カの形は最高だが、位置が残念。手の下を飛んでいては、血を吸いに来たという感じがでない。
    (さらに…)

  • ヒトスジシマカ雄の飛翔

    壊れてしまった電源部を取り寄せ、光電管センサーでの撮影が復活。早速、ヤブカに向けてセットしてみたのだが、なかなか引っかからない。試行錯誤の末、ようやく引っかかりだした頃には、また1日が終わろうとしていた。

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    ▲雌に比べ実は雄の方が撮影しやすい