Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 日本実験力学会で講演

    8月20日〜22日秋田県由利本荘市で行われた日本実験力学会2013年度年次講演会で、特別講演に呼んでいただきました。
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    ▲会場は由利本荘市文化交流館「カダーレ」

    「昆虫たちの飛翔映像」高速度映像を使った40分の講演でした。
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    ▲大学の先生方を前に、かなり緊張している私
    (秋田県立大学 矢野哲也先生より写真ご提供いただきました)

    もちろん本来教えていただく側の私ですが、動画から気がついた様々な事柄について、自分の意見を述べさせていただきました。色々間違った事もあったのではないでしょうか。そして、常日頃感じている色んな疑問に、秋田県立大学須藤誠一教授をはじめ、たくさんの先生方からヒントを頂戴してきました。皆様、本当にありがとうございました!

  • モンキゴミムシダマシ

    サクラの古木にびっしりついたサルノコシカケ・・・

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    ▲黒地の赤紋の目立つ甲虫が何匹もついていた。 (さらに…)

  • ハグロトンボの高速度映像

    今回の高速度カメラの撮影で、ハグロトンボは楽勝で撮影できると思っていた。それは、目星のポイントがいくつかあったからだったが、実際に回ってみたら、なんとその全てが、先月来の大雨で川岸が削られて全く様子が変わっていた。今がいい時期なのは間違いないから、とにかく思いつく場所を探していった。ようやく見つけたポイントは、田んぼのなかの用水路。

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    ▲こんな小川にコウホネが群生していて、ハグロトンボの産卵場所になっていた。
    時々産卵にくる雌を待って、雄が20匹ほど集結。互いに牽制し合っていた。


    ▲Photron FASTCAMによる高速度映像
    秒1000コマで撮影、秒24コマで再生、約40倍に時間をのばしている。

     

  • シロスジコガネ

    真夏の砂浜にシロスジコガネの死骸が転がっていたりする。
    それではと付近を探しても、まず生きているものは見つからない・・・昼間は。

    ところが、日没を過ぎ、水平線から赤みが消えそうな時間になると、どこからともなく
    「ぶ〜〜〜」とコガネムシの羽音が響いてくる。
    灯りを点けて確認するとシロスジコガネ
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    ▲ハマニンニクだろうか?
    いまだ種名がよくわからないのだが、丈の高い単子葉植物が群生するなかに多い。
    砂地から直接飛び立てないのか、滑りやすそうな草を必死にのぼってくる。

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    ▲飛び方はゆっくりめで、コンデジでも飛翔中を撮影できる。

    波の音が響いているなかでも、羽音はブンブンよく聞こえる。
    波の静かな日は怖いくらいだろう。

  • エゾハサミムシ

    高速度カメラで撮影する昆虫を集めるため、灯火採集を行った。
    気温が高すぎるためか、日中の虫集めはすこぶる効率悪い。

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    ▲私の灯火採集セット。
    発電機・安定器・300W水銀灯、電球ホルダーは脚立に固定

    (さらに…)