Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 太平洋岸のアシ原で

    昨年、何度か訪れた太平洋岸の地。
    今年は3月に一度訪れただけですが、ヒヌマイトトンボの発生時期の今、やはり見ないわけにいきません。
    昨年は、結局一度も見つけることができなかったのですが、広いアシ原に1匹も残っていないとは信じられなかったのです。
    昨年の生き残りがいれば、今年は・・・

    ▲昨年はアブラムシの大量発生で色が悪かったアシですが、今年は活き活きして見えます。

    ▲かつて探した時のように、アシ原に入ってみます。
    2005年に撮影して回ったときの感じによく似ています。
    アブラムシは、やはりほとんどいないようです。

    アシ原の中を40分ほどさまよったでしょうか。
    見ようと思っていたところは、だいたい歩きました。残念ながら、1匹も見つかりませんでした。

    ▲アシ原の中で見たトンボはこのアオイトトンボのみ

    ▲昨年より数が減ったように感じました。

    ▲アシにひっかけるように作られたオオヨシキリの巣。
    散策の過程で3つ巣を見ました。

    ▲そっと中をのぞくと卵が3つ。
    きっと付近で親鳥が心配しているでしょう。まず、その場を離れました。

    ▲近くのハス池にはセスジイトトンボが多く見られました。

  • アサマイチモンジ

    秋田県にて

    だいたい、いつも目にするのはイチモンジチョウで、アサマの方には縁がない私です。
    でも、今日の見たのは2匹ともアサマイチモンジでした。

    ▲???の花で吸蜜。地表付近のこの花が結構お好みのようでした。

    ▲表面だけでは微妙ですが、裏面を見るとやっぱりアサマで安心しました。

    ▲こちらはマダラガ科の小さなガ、ヤホシホソマダラ。

    ▲咲き始めのオカトラノオにウラギンヒョウモンが2匹。

  • トノサマバッタの幼虫

    確かクルマバッタモドキは幼虫も胸にはX模様があったと思うのです。
    だからこれはトノサマの幼虫に違いないと、これはチャンスとばかりに色々撮影してきました。
    (ちゃんと確認しなくては・・・)

    ▲緑色の幼虫は草間にはやはり見つけにくいものです。まず踏み込んで飛んでもらわないと見つかりません。

    ▲これは翅芽も発達していましたが、終齢だとすれば雄、というくらいの大きさでした。

    ▲片方の褐色型の幼虫だって、やっぱり見つけにくいです。

  • ナキイナゴ

    近場にナキイナゴはいないものかと最上川にそって庄内から所々見ていましたら、最上町まで来てました。。。
    特に雨に降られたわけでもないので、いてもよさそうでしたが・・・

    ▲ナキイナゴは名前の通り、バッタにしてはよく鳴きます。
    後ろ足を前翅にこすりつけて音を出します。

    ▲それほど本気になって探したわけではないのですが、どうも庄内でナキイナゴの声を聞いた記憶がありません。
    ごく普通種と思っていますから、近場の分布状況が気になります。

    先日、秋田のにかほ高原では確認していますから、鶴岡近辺にもいてよさそうです。

  • 樹液レストランの主(ヌシ)

    昼間の樹液レストランではとにかく争いが絶えません。その中でも一番の強者、ヌシはオオスズメバチ。
    彼がいるうちは、他の連中はまるで樹液にありつけません。

    ▲じわりじわりと近づいてくるカナブンどもを、時々、キッと威嚇して追い払わなければなりません。
    いっつもイライラしながら樹液をなめている感じ。虫といえどストレスもたまるんじゃないでしょうか。

    コンニャロ!!なめんじゃないわよ!!

    きーっ!こうしてやるわ!・・・・カナブンたまらず飛んでいきましたが、脚がもげてしまったかも知れません。

    ▲この時はどうやらカメラか、カメラ越しに見えるワタクシを威嚇していたようです。
    直後、恐ろしい羽音を耳元で聞き、慌てて10mほど逃げました。

    以上、山形市にて