Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 雪の上のトビムシ

    今日は天気がよく気温も6℃以上にあがったというのに、結局野外に出ることができず、諸々が終わって家に戻った頃には西日が差しはじめておりました。庭の雪もだいぶかさが減りましたが、吹き溜まったあたりはまだ腰の高さくらいまで積もっています。

    見ていたら何だか無性に雪かきしたくなってきました。1時間程度では大したことができませんでしたが、いくらか雪解けが進んでくれるでしょう。西の方じゃ最高気温10℃以上の予想がバンバン出ているというのに、こっちはまだ今年になって10℃以上なんて一度もありません。季節の差がどんどん開くばかりに思えて、妙に焦ってきます。一発、どっと暖かくなって一気に雪を消し去ってほしいものです。

    少しだけ春らしいものを見ました。雪の上のトビムシです。大きさは2mmほど。普段は地表付近にいて小さすぎて気がつかない連中ですが、雪の上ではさすがよく見えます。それでも、こうして目でよく確認できるのは、今頃だけでしょう。すごい数がいるものです。

    それにしても、気温が上がったからといって、なんでわざわざ雪の層を登ってくるんでしょう。わずかにゴミのようなものがあると集まって食べていますが、地上の方がよっぽどエサは多いでしょうし・・・理由がよくわかりません。

  • 東北自然史博物館 一部公開

    現在制作中のサイト 東北自然史博物館
    本日より、その一部を公開しております。

    東日本大震災の記録
    ここでは、東日本大震災の津波に大きく破壊された太平洋岸の自然環境の変化を、これから長期に渡って記録を集めていきます。まずはぜひ永幡義之さんからのメッセージをお読みいただき、昨年に撮影された膨大な画像集をご覧下さい。

    東北自然史博物館は山形県鮭川村を拠点に、展示資料の多くをウェブ上に公開する大変ユニークな博物館です。
    私もささやかですが、お手伝いさせていただいてます。
    個人的には「東北昆虫図鑑」が充実したものに発展し、たくさんの人々、特に東北の昆虫の情報の少なさに不満を感じている人々、特に子供たちに利用してもらえるような場所作りを目指します。

    5月の正式公開を目指して、鋭意制作に励んでおります。

  • ヤマシロヒメヨコバイ

    雪に押しつぶされていた庭のヤツデがそろそろ息を吹き返してきました。
    伊丹ではヤツデの葉裏に印象的なクロスジホソサジヨコバイを見ましたが、鶴岡では何もいないよな・・・と思いながらも念のためめくってみると、あれ?何かとまっています。クロスジ・・・よりも更に小さなヨコバイ。

    ヤマシロヒメヨコバイ。体長3mmほど。

    ずっとここで越冬していたものか、今のこの姿からは判別できません。

  • ヤマトクサカゲロウ

    日中、茶の間に1匹のクサカゲロウが現れました。茶箪笥の裏とか天井付近ででも越冬していたのでしょうか。
    ひらひら降りてきて障子の雪見窓にとまりました。

    あらためてその正体を調べてみて驚きました。

    どうやらこれはヤマトクサカゲロウの越冬型。通常は緑色のヤマトクサカゲロウが、越冬時はこんな風に黄色というか、肌色というか、全く印象の違う姿になっているのだそうです。今までこんなクサカゲロウを何度となく見ていましたが、別種かと思っていました。種類数が多くて同定の難しいクサカゲロウですが、越冬時に色変化があるのはヤマトクサカゲロウだけとのことです。

  • チャタテムシの一種

    落ち葉めくりで見つけた小さな虫の集まり。
    一見するとショウジョウバエのようでしたが、よくよく見ればチャタテムシでした。

    越冬時もこのように集団を作るとは・・・初めて見ました。
    脅かしたらすぐにもバラけてしまうかと思いましたが、落ち葉を持ち上げても・・・大丈夫、ねばっています。

    固まっているあたりで写真を撮ってみると、周囲にあらく糸が張られていることに気づきました。
    クモの巣を利用しているのかなと思ったのですが、何だかちょっと違う気がします。

    ネットで調べてみると、チャタテムシの仲間にも絹糸を吐く能力があるようです。
    どんな時に、どこから糸を出すのかはわからなかったのですが、興味深い話です。