Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 水辺のトンボ

    宮城県南部の津波被災地にて

    このハス池は、すぐ側で田んぼと畑をやっているオジさんがこしらえたものと知りました。
    先月、同じように朝から付近を歩いているときに、そのご本人に話しかけてもらって、さまざまなお話を聞きました。
    今日もお会いできるかと思ったのですが、残念ながらいらっしゃらなかった。。。

    朝と夕方に見てまわるだけでは、だいぶ冷え込んできたこの季節、実りは少ないと思います。
    それでも色々見ることができました。

     
    朝の水辺に見つけたアオイトトンボのつがいとアオモンイトトンボ。
    つがいの方はつながったまま夜を明かしたのでしょう。

     
    こちらはたぶん、両方ともアジアイトトンボ。

     
    ところどころ、アメンボの群れも見かけます。

    ↑のアメンボの群れていた水たまりで、水中を泳ぐ小さな昆虫を多数発見!
    チビミズムシのようです。コミズムシより太め、体長2〜3mmほど。

     

    それにしてもオジさんの畑はますます見事なことになっていました。
    かつての田んぼはすっかり砂に埋もれてしまいましたが、小さなスペースで始めたという田んぼにしっかり
    黄金の稲穂が垂れていました。
    はじめたころには塩分濃度のことをいわれたそうですが、最初に苗から新しい葉が出てきた時から大丈夫だと確信されたそうです。

     

  • ありがとう Steve Jobs・・・

    http://www.apple.com/jp/stevejobs/

    残念なニュース! 56才だったそうです。
    心からご冥福をお祈りします。

    1999年にPower Macを買った頃には、すっかりMACに夢中になっていた自分。
    あとになって知ったけど、JobsがもどってAppleが奇跡的な復活劇をはじめた頃だったんだねえ。。。

    iMovieとiTunesが登場した時の衝撃は忘れません。
    たくさんの夢を、本当に、本当にありがとうございました!

     

    極楽蜻蛉さんの記事、必見です! >>>こちら
    若きジョブズの姿が実にいきいきと紹介されています。

  • トビケラsp. 孵化直後の幼虫

    自宅に持ち帰ったトビケラの卵を写真&ビデオ撮影。
    当初はモリアオガエルのように、ゼリー物質からしずくと共に落下して池に入るのかと予想していましたが、そうではありませんでした。

    ↑右側に抜け出した1匹の姿が見えます。

     
    幼虫は、ゼリー物質の側面からはい出してきました。そして、適当な場所から自ら飛び降りていきました。

    たぶんエラ呼吸なんだと思いますが、体が乾いちゃったらマズイだろうと心配になるくらいよく歩きます。
    落下しても水に入れるとは限らないのでしょう。

    ただし、この撮影は室内ゆえ、テーブルの上を歩きまわっているという図は撮りませんでした。

  • 月山に雪

    前日の10月3日、上空を寒気が通過。月山も鳥海山も初冠雪だったそうです。
    平年より大分早いらしい。。。

    この日はよく晴れて真っ白に雪をかぶった月山が現れました。

  • トビケラの一種(幼虫)

    生命の神秘。。。

    使い古された言葉でやや陳腐な響きすらありますが、昆虫たちの不思議な生態にふれていると、しょっちゅう頭に浮かびます。

    たまたま訪れた池の畔に見つけたトビケラの卵塊に、孵化直後の幼虫たちの姿がありました。動きは少なく、まるで生きている感じがしません。

    トビケラの幼虫は、様々な形態で水中生活をしていますが、写真の幼虫はまるでミノムシのようなタイプ。枯れ葉もしくは枯れ枝をつづった巣を作り、半身だけ出して水中を歩きまわります。

    ところが、卵はどうしたわけか水上に産みつけられます。見つけた卵塊は、水にかかるように生えたエゴノキの葉についておりました。

    ゼリー状の物質におおわれた卵は、数週間で孵化。幼虫はしばらくするとゼリー物質から抜け出し、水上生活に入ります。写真の幼虫たちは、じっと休みながら、その時を待っているところです。

    なんと不思議な姿でしょう。神々しくさえ感じられます。生きる形って本当に様々。生命の神秘。。。この楽しさ、子供の頃にはなかった感覚です。

    写真を撮りながら、幼虫はこの後どうやって水に入るのだろうと思いました。早ければすぐにも動きがあるでしょう。
    いい機会です。。。そっと家に持ち帰って観察することにしました。

    孵化前の卵もまだいくつもあります。
     

    孵化は近いようで、どれも小さな眼が見えていました。