Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • トホシテントウの幼虫

     
    カラスウリの葉を食べるトホシテントウの幼虫。

    連続写真ではありませんが、ぐるりと丸く傷をつけ
    おそらく有害物質と断ち切り、それから円の内側を食べます。

    成虫も同じように食べます。

    これも動画むきかと思うのですが、もし最初から最後まで
    撮ろうと思ったら、相当時間がかかるはず。。。
    室内に持ち込んでもいいですが、カラスウリって水揚げは
    どうかなあ。まあ、試してみましょう。

     

    こちらはクロウリハムシ。あとで同じような食痕をつけるはずだったと思い出しました。
    いいチャンスだったのに失敗!でも、 たくさんいる虫ですからチャンスはまだまだあります。
    次は忘れずに。。。

  • ウスバカマキリ

     

    緑色型のウスバカマキリを撮影したい!

    結局、先日の場所をもう一度歩いてみることにしました。
    少なくとも、周辺に兄弟はいるはずです。

    あれ?兄弟なら、やっぱり褐色型になってしまうのでしょうか。
    他のカマキリについてもそうですが、体色って遺伝?先天的なものだったでしょうか。
    気がついたら、そんなことも知らないまま過ごしてきてしまいました。。。
    ↑まったくお恥ずかしい。何、書いているんでしょう?
    カマキリの体色が遺伝によるものなら、尚のこと、1つの卵のうから茶色と緑の両方がでてきて当たり前ではないですか!暑さで頭がやられていたとしか思えません。。。

     

    で、今日見つかったのは、結局は褐色型が2匹でした。
    1匹は雄、もう1匹は雌。
    雌のほうは、先日見つけたのと同じ個体のようでした。

  • チョウセンカマキリ

    今日は別の場所でウスバカマキリを探しました。

    そこでは、以前、キリギリスを撮影していた時、ちょっと変わったカマキリの幼虫を
    見たことがありました。
    キリギリスに集中していたときで、後で撮ろうと思ったのが見つからず、写真も残せませんでした。

    直後、あれはウスバだったに違いないと残念がったのですが、
    今となっては、どこがどう変わっていたかも思い出せません。やっぱり顔つきだったかなあ・・・

    でも結局今日もダメでした。
    昨日の続きで、何だか見つかるような気がしたのですが残念!

    かわりによく見たのはこのカマキリ。
    一見するとオオカマキリと区別がつきくいチョウセンカマキリです。

    オオカマキリより細めとされていますが、お腹の大きな雌を見て、細身かどうかなんて区別がつきにくいところ。

    分かりやすいのは、胸の前脚のつけねの色と、後ろばねの色合いです。捕まえてみると、よくわかります。

     

    オオカマキリでも同じ事をやって比較しなければならなりませんが、胸の模様はオレンジが強く、後ろばねは黒が少なく、明るい感じがします。

  • ウスバカマキリ

    日没近く、K君と浜辺を歩いていると、彼いわく「このカマキリちょっと変?」

    その瞬間にわかりました。
    自分が見つけたいと思っていたカマキリを、彼はあっさり見つけてしまったのです。

    ウスバカマキリ!
    コカマキリにそっくりですが、前脚の内側の模様がちょっと違います。

    いることが分かって嬉しかったのですが、ちょっと複雑な心境。
    毎年、海辺の草地を何度探しても見つからないまま・・・
    今年も数日前に探したばかりでした。

    でも、本当に見たかったのは、緑色の個体です。

    自分はまだ見たことがないのですが、写真で見るところ、
    ハラビロカマキリに似た美しいカマキリです。

    これが見つかれば、今日の悔しさも忘れられるでしょう。


    全国的に少なくなっているとのことですが、
    もともと見つけにくい種類のように思います。

    広い庄内平野に、どんなふうに分布しているものか、
    把握できるまでには、相当な年月がかかりそうです。

  • エゴヒゲナガゾウムシ

    先日山形市で撮影したエゴヒゲナガゾウムシについて、鶴岡のMさんと電話で話していたときのこと。
    「鶴岡にもいるはずでねが、エゴはたくさんあるし・・・」

    そうなんです。いないのがおかしいくらいです。
    以前に高崎で撮影した経験から、8月初旬に集中して探していたのですが、時期を間違っていただけだったりして・・・
    永幡さんより情報をもらったときから、そんな気がしていたのですが、まさにその通りでした!

    前に探した場所を再び訪れてみると、今日は拍子抜けするくらいにあっさり見つかりました。
    エゴの実にとまった、5mmほどの小さい体ながらすぐにそれと分かる異様な体形の虫。
    ウシヅラヒゲナガゾウムシの異名どおりに、奇妙な顔つきの雄でした。

     

    シュモクバエのように(それほどでもないかな?)左右に大きく離れた複眼。
    どういうわけなのか、正面から顔を見ると、その複眼はほとんど見えません。

    正面の視覚はかなりカットされているはずです。

    この目の付きどころには何かメリットがあるものでしょうか?
    後方の視界を重視したとして、その理由が想像できません。