Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • トゲアリ


    トゲアリには何のためにこんなトゲがあるのでしょう?
    不意に聞かれたらかなり動揺してしまいそうです。
    何か自分なりの答を用意しておきたいところですが、うまいのが見つかりません。。。


    いかにも勇ましいですが、戦いの武器に使うというものでもないでしょう。
    捕食者が喉にひっかかって嫌がるとか?
    うん、これはアリかも知れません。


    どうしたわけか、幹にたくさん固まっていました。
    幼虫や蛹を持ったものもいます。

    以上、山形市にて。

  • ヘイケボタル

    夕方から永幡さんと米沢方面へ。
    目的はヒメボタルだったのですが、こちらは時期が合わず、その代わりヘイケボタルが水路にたくさん見られました。ヘイケボタルは止水だと思い込んでいましたが、流れのあるところにもいるんですね。。。


    連続した20秒露光4枚からの合成。
    ゲンジボタルとは明らかに違う光跡が残りました。
    この画像からも、短くこまめに光るヘイケボタルの発光の特徴が読みとれます。

    盛んに群飛していたのは8時半くらいまででした。
    その後はとまっておとなしく光っていたので、アップを狙ってみました。

    近くにはクロマドボタルの幼虫も。
    こちらはシャクトリムシのように歩きながらの発光です。
    光っている様子を撮影しようとしばらく格闘しましたが、結局うまくは写せませんでした。

  • ヤブキリが食べているのは

    街灯の下でヤブキリが何か抱えています。
    おやおや、なんか見覚えのあるカーブですよ。

    ヤブキリが抱えていたのはノコギリクワガタの胸から上でした。
    ヤブキリも立派な大アゴを持ってますが、さすがにクワガタのかたいところには歯がたたんでしょう。

    朝に灯りの下でよくカブトやクワガタのこんな哀れな姿を見ますが、てっきりカラスの仕業かと思っていました。
    でも違いますね。夜のうちに何者かにやられてしまうのです。
    最初私はコウモリの仕業と思いつきましたが、タヌキやイタチの可能性も高いでしょう。

  • トラハナムグリ

    赤川河川敷での観察会にて

    ヒルガオに顔を突っ込んでいるトラハナムグリを発見。

    花粉を食べているわけでもなく、そのままお休み中の様子。
    受講生のお一人が「何だかこっちを見ているみたいね」とおっしゃるのを聞いて初めて気がつきましたが、確かに、トラハナムグリの模様は後ろ向きに顔があるようです。
    眼状模様の中心は目の輝きまで!

    残念だったのは、本当の顔の見えるカットを撮影していなかったことです。
    また機会があるとは思いますが。。。

    こちらはアオカナブン。
    だれか幹に傷つけたんでしょうけどNGです!!
    こんな事をしなくともヤナギからは樹液はたっぷり出てますヨ!

    ゴマダラカミキリ。今まさに旬なカミキリです。

    何で「ゴマダラ」というのかという話題が出ました。
    私は考えたこともなかったのですが、とっさに「碁斑」なんじゃないかと答えました。
    イヤ、自信なげにだったので、皆さんの印象には残らなかったかも知れません。
    その後ネットで調べると「胡麻斑」と説明しているものが大半でありましたが、
    自分と同じような見解を見ましたので、それほど的外れではなかったかと安心しているところです。

    増えてきたといえば、マメコガネも最盛期。
    イタドリでも何でもぼろぼろに食っていました。

    これまでちゃんと探してはいませんでしたが、庄内でエビイロカメムシを見たのは実は初めてです。

    ただ、色合いが妙です。羽化直後はこんなだったでしょうか?

  • コケオニグモ

    コケオニグモを見たい見たいと思い続けて10年くらいなります。
    ようやく念願叶いました。。。

    立派な生体で大きさは2cm以上ありました。
    小さな幼体の方が、さらにコケに似ているんじゃないでしょうか。
    来春にまた狙ってみたいと思います。次の出会いが楽しみ ♪