Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • チョウセンアカシジミの口

    少々遅くなってしまいましたが、小国のチョウセンアカシジミの生息地に行ってきました
    予想以上に晴れてくれましたが風が強くて、ちょっと手こずりました。
    目的は映像撮りなので、風は大敵。。。

    去年、一昨年と訪れている場所ですが、チョウの姿が少なく感じました。
    数日前に海野さんが同じ場所を訪ねてらっしゃいますが、その時はたくさん見られたようです >>>

    翅を開いた雄。少々すれた感じもしますが、こんなものでしょうか。

    ところで、写真を確認していて気がついたことがあります。
    下のこの写真。口をのばして、トネリコの枝の表面から何かなめとっているようですが・・・

    これを拡大表示したところ、枝と接するあたりの口が細かくデコボコしているように見えます。

    口の表面はフラットなストローのようなものだと思っていました。

    チョウセンアカシジミの生息地付近には、ヒメジョオンやシロツメクサが咲いていますが、見ていてもそこで吸蜜する様子はありません。葉に落ちたアブラムシの甘露をなめているのかなあと思っています。
    では写真の枝をなめている行動も食事でしょうか?近くにはアブラムシが着いている様子はありません。
    なめていたのはお腹を大きくした雌でしたから、産卵行動の一環だったのかも知れません。

  • NHK BS-hi 「ワイルドライフ」

    この春、次回 NHK BS-hi 「ワイルドライフ」の山形取材にちんとばしですが関わりました。

    6月28日(月)午後8時00分~9時30分
    ワイルドライフ 「今森光彦が見つめるニッポンの里山 花と水の絶景」

    番組ディレクターのIさんは、バリバリの虫屋さん。
    昨年の尾園さん田中さんの写真展でお会いして以来、お世話になってます。
    今森さんとも初めてお会いして、海野さんとの若い頃の楽しい思い出話もお聞かせいただきました。
    動くREDも初めて見ることができ、予想以上のでかさにビックリ!
    カメラマンさん・VEさんからも撮影のヒントをたくさんいただきましたし、お礼の気持ちでいっぱいであります。
    随分遅くなりましたが、この機会にお礼を言わせていただきます。

    ありがとうございました

    みなさま、次回ワイルドライフ、ぜひ見て下さい!

  • ヒメツノカメムシ

    クワの葉裏で卵を守るヒメツノカメムシ。

    GX200で超接近すると、卵にふれさせまいとして姿勢を変えてきました。
    このあたり、エサキモンキツノカメムシにそっくり。

    葉裏といえば。。。

    近くのキブシの葉裏にはウスモンオトシブミの姿も。

    ちなみに、キブシはいま葡萄のような緑の実を下げています。

  • ヒメシジミ

    海野さんの福島のヒメシジミを見て、自分の所もどっぷりシーズンに入っている事に気づきました。
    去年はもう10日も前にたくさん見ていますが、今年はどうでしょう。

    何カ所かで見た感じ、今年は少し発生が遅れたのかも知れません。
    目に入ってきたものは翅のキレイなものばかりです。
    雨模様でおとなしく休んでいる様子を撮影してきました。



  • 鮭川で見た虫たち2

    午前中、尾園さんと合流し、再び鮭川村で撮影中の海野さん腰高くんと合流。ムカシヤンマに張りつきました。

    以下、その近くで出あった虫たちです。

    イチモンジチョウ

    ニガナに近づくヒメヒラタアブの一種

    同じくヒメヒラタアブの一種 空中で交尾中

    飛んでいるのは雄だけです。
    雌の翅はたたまれ雄にガッシリとかかえられています。

    こちらは産卵中。少し離れた場所にアブラムシの集団があります。

    アブラムシとアリのいるギシギシにとまるトビイロツノゼミ

    アリが近くにいる場所に産卵しようとしているのでしょうか?

    ニガナの花をたべていたこれは、何ガの幼虫でしょう?

    とても気になったのはこのガガンボ
    脚を葉に密着させるようなとまりかたで、枯れ枝を演じようとしているのでしょうか?

    交尾中は普通にガガンボらしいスタイルでとまっていました。