Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • ヤマアカガエル

    前の晩は鮭川村で仲間たちと飲んで楽しく過ごしたのですが、実は外で雨が降っているのを「気にすまい、気にすまい」と自分に言い聞かせていたりして・・・翌日、鶴岡に戻って現地に行ってみると、やはり新たな卵塊がそこかしこに見られます。まあ、しかたないですなあ。


    今日は田んぼのあとの広い水たまりに、にぎやかに鳴き交わしているのを見ました。ここでの録音はPodcastに公開しています。

    BORGは優秀です。とっても単純なレンズ構成なのに、写真レンズとして十分使える画質のよさ。近づけないアカガエルたちを5m以上離れた場所から撮影してみました。

    トノサマガエルなんかと同じで、左右のほっぺたを膨らませて鳴いています。かなりトリミングしていますが絵に余裕がある・・・こんなところに画質のよさを感じます。


    こちらはトリミング無し。BORGの1.4倍テレコンとOLYMPUSの1.4倍テレコン併用で999.6mm、ほぼ1000mmです。フォーサーズ・フォーマットですから、35mm換算で約2000mmということに。まだ絵に余裕があります。十分、昆虫も撮れる画質と思います。

  • モニターキャリブレーター

    i1Display 2 交換品が届きました。2年の保証期間内なら無償だったようですが、そんな事で躊躇していられません。今はこれがないと安心してRAW現像すらできない私です。早速モニターの調整を・・・

    エックスライトのサポートはとっても迅速に対応してくれて、本当に感謝しています。交換品が届くまで最大10日かかるという事でしたが、何と入金後1日で届きました。ありがとう!

    あらためて色々調べてみました。i1Display 2はフィルター式のキャリブレーターで、そもそもフィルター式のものは壊れやすいのだそうです。今までたぶん何度か机から落としたかも知れませんが、マウスを落とした程度に考えて、あまり気にしませんでした。壊れて当然だったかも知れません。気をつけましょう。。。

  • キタテハ

    今年初めて見たチョウはキタテハということになりました。
    動きが鈍かったので、余裕で撮影できました。

    画像を見ていて中学生の自分を思い出しました。生意気にも本格的に昆虫写真に取り組む決意をし、リバーサルフィルムを使いはじめた時のこと。越冬後のチョウたちを撮って初めて現像結果を見たときは、あまりの細かさに仰天しました。当時、最も微細な描写をするフィルムといわれたコダクローム。それを顕微鏡で拡大して見ながら「毛が一本一本描写されている!」と興奮して見ていていました。あれからもう四半世紀。


    ピクセル等倍で部分表示。今じゃ感度400で撮影しても明らかにコダクロームより細かい。

    写真を撮りはじめた頃は一枚一枚宝物のように扱っていました。
    そんな感覚久しぶりに思い出しました。

  • ヤマアカガエル

    ヤマアカガエルについては、無知なことが多すぎて、無駄なことを一杯やっています、昨年より。今回も1回目の産卵には立ち会えず終いでした。まあ、そのうちバッチリな状況にもあえることでしょう。

    祭りの後のような水たまりに、まだいくつか雄が残っていました。


    断じて、雪の上に置いたわけじゃありません。急に近づいた私にビックリして動けなくなっている図です。


    彼は隠れているつもりなんでしょうけれど、しっかり姿が見えてます。

    夜になって、また気になって現場に出かけてみました。カエルの姿も声もありません。あの雄と雌のカップルにはりつけば良かったんだなあ。。。何とも悔やまれます。

    ここ数日、月が明るい。気温も高く夜の散歩も楽しいくらいです。

  • ヤマアカガエル

    アカガエルの卵、やはり産みつけてありました・・・
    今年最初の産卵に立ち会うことはできなかったものの、まずは初確認です。

    ちょっと残念だったなと思いつつ歩いていると、一瞬、アカガエルの声を聞いたような気がしました。うん?聞こえたかな。どこだ・・・

    なんとそのままヤマアカガエルが集まっているのに出くわしました。昨年、最初に大量のオタマジャクシのかたまりを見た場所でもあります。今年も同じ場所で集団産卵のようです。昼間っから鳴いているじゃないですか!まだ少し雪の残った田んぼ。水は冷たくないのか?


    産みつけられたばかりの卵によりそうように一匹の雄

    昨年、ヤマアカガエルは日中に盛大に鳴くことはないと決めてしまい、何年か前に小諸で体験した事実をおぼえ違いだったんだと思うことにしたのですが、その記憶はやはり正しかったのです。しかし、ちょっと近づくと泥にもぐって隠れてしまいます。接近しての撮影は困難と再確認。

    遠くから見ていると、すごいものでした。鳴きながら、数匹かたまってぴょんぴょん水たまりに向かって跳ねてきます。その様子を100mmで一枚撮影したものがこれ↓

    部分アップします

    6匹います。雪なんか気にしないで、最短コースを進んでくるんです。驚きました。

    やっぱり我慢できなくなって近づいてみると、雄と雌のカップルを見つけました。この格好では、とっさに隠れることもできないのです。

    雌はこれぞまさしく「赤がえる」という感じです。

    さて、このまま産卵まで撮影できたのかというと、結果的に失敗に終わりました。
    思い違いや何やらで、せっかくのチャンスを逃してしまったのです。
    そう気がつくのは翌日になっての事ですが、夜の気温が氷点下まで冷え込まなかったら、などと言い訳を言うのも虚しいばかり。まあ、まだまだチャンスはありますけど、ガッカリしてしまいました。