このヨコヅナサシガメ、分布の北上が進んでいるとはよく聞きます。高崎周辺は10年くらい前によくまわっていましたが、ヨコヅナサシガメは気がつきませんでした。それが、何だか随分目に入ってきます。目立つ木の割れ目やうろの中にたいてい集団を作っているような・・・確かに勢力拡大中のようです。現在、最前線はどのあたりまで来ているのでしょう。気になります。
クヌギの幹の割れ目に集団を作っています。今の時期は全て幼虫です。
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アケビコノハ
埼玉県嵐山町で行われた第4回全国チョウ類保全シンポジウム(日本チョウ類保全協会主催)に行ってきました。そこで出会ったアケビコノハ。灯りの下の植え込みにとまっていました。
落ち葉が引っかかっているようです。
アップで見ても落ち葉的な質感は増すばかり。カキの葉に近いでしょうか。このアケビコノハは当日シンポジウムに集まったみなさんの人気者になっていました。夜になって「翅を開いていましたよ〜」との情報をいただいて飛んでいくと・・・
山折りに翅をたたんでいたものが、こんな感じに。後翅の黄色い模様も見えていてこれは滅多にないチャンス!
(しかし、本当のシャッターチャンスはさらに10分後のこと。残念ながら逃してしまいました。。。)アケビコノハは成虫越冬。12月に入っても夜は活動するのです。勉強になりました。
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これはスゴイ!Freespot
現在、東京に向けて車で移動中です。
国道7号線の道の駅「豊栄」の駐車場にて、Freespotでネット接続しています。こんな便利なサービスがあったとは、実は今日まで気づかずにいました。今までずいぶん損をしていたかも知れません。。。
情報ターミナル自体は19時までで閉まってしまいましたが、無線LANは引き続き動作していてくれます。車の中で無線LANに接続できるって、なんて便利なんだろう!繋がることの感激をずいぶん久しぶりに味わっています。
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チョウ類保全シンポジウムに
今日はこれから東京に向けて移動。
12/12日(土)は自然科学写真協会の技術講習会、
12/13(日)は埼玉県嵐山町にて行われる、第4回全国チョウ類保全シンポジウム(日本チョウ類保全協会主催)に行ってきます。チョウ類保全シンポでは海野さんの特別講演があります。嵐山はオオムラサキで有名な土地。当日参加OKですので、お近くの方はぜひ!
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ホシムクドリ
残りガキに集まるムクドリの撮影に苦戦しているとき見慣れないのが1羽まじっているのに気がつきました。緑や赤紫に輝く羽があります。地味だけど渋い美しさのある鳥でした。
戻って調べてみるとホシムクドリでした。日本には冬鳥として渡ってくる鳥で西日本に割とよく見られるようです。
撮影地は寒河江市。山形では、あまり記録がないのではないかと思います。このホシムクドリ、Wikiによると国際自然保護連合という団体指定の「世界の侵略的外来種ワースト100」に入っているとか。ブラックバスやウシガエルなんかと同じように、数十年後、この鳥も日本で問題視される事になっているかも知れません。もっとも冬鳥として渡ってこれるくらいですから、今まで問題になっていなかったら大丈夫とも考えられるでしょうか。