Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • ツマグロオオヨコバイ

    ツマグロオオヨコバイの飛翔ポーズは撮るには
    もう一工夫が必要のようです。
    数cmセンサーにかかるタイミングをずらした程度では
    進歩がありません。
    PC074627
    でも、時々こんなカワイイ姿も撮れるのでがんばってしまいます。

    これは一見OKのようですが
    PC074533
    前脚を広げていませんし、後脚はバレリーナ状態。
    まだジャンプ姿勢から飛行体勢に移っている途中なのです。これはもう何度も撮れています。この先を撮りたい。。。

    ところで、気になったのが後脚の毛
    PC074533*
    内側に並んだ毛。見るからに固そうです。
    この毛の役割は何なのだろう??

    でもすぐにその答えが見えました。
    葉の汁を吸っていた一匹が体の掃除をはじめたのです。そうかこれか?
    PC074896
    ツマグロオオヨコバイはよくこんな風に後脚で体をこするのです。体の掃除ばかりでなく、ロウ物質を全身に塗るときもこうします。このとき後脚のブラシは有効になるでしょう。

    何度もトライしているうちに、ツマグロオオヨコバイを飛ばせるコツも何となく分かってきました。ちょっと飛んだのちにセンサーにかかるようにすることも、不可能ではないかも知れない・・・また新たな作戦を練っています。

  • ツマグロオオヨコバイ

    高速撮影システムを使いやすいように組み直してみました。
    テスト撮影は庭のツマグロオオヨコバイ。
    まだヒメアオキの葉裏についています。

    PC034076
    撮影開始早々、見事に決まりました。
    珍しくトリミング無しに使える一枚です。
    ところが・・・よくよく見ると、あれれ?ブレているじゃないか!
    速度の限界か・・・
    おそらく飛び出し時の速度はかなりのものなのでしょう。

    PC034071
    こちらは高さいっぱいに縦位置にトリミングしたもの。
    すごくカッコよく決まっています。バレリーナみたいに。
    ブレがなければなあ。。。

    PC034101

    最初のジャンプのあと飛行体勢に入ります。
    ピントが外れてしまいましたが、一枚その姿をとらえたものがありました。
    前脚を前方に広げてキレイな形です。
    この体勢に入ったら、たぶん速度は落ちてブレもないはず。
    次はこれを徹底的に狙ってみます。

  • 科学ムービーご覧下さい

    かがくナビのムービーコーナー「科学ムービー」にコハクチョウを載せました。
    初投稿です。
    科学ムービーでは数々の貴重な映像をリストからご覧いただけます。
    特に湊和雄さんの沖縄の生きものたちは必見です。
    時々アップされていますのでご注目下さい。

  • ガロアムシの眼

    庄内に来て、はじめてガロアムシを探しました。さがすポイントを間違わなければ、割と見つけやすい昆虫かも知れません。15分ほどで4匹見つけることができました。

    さて、アップで撮影したガロアムシの顔です。
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    黒い小さな眼は複眼ではありますが、個眼の数は数十個といったところ。真っ暗な土の中にすむガロアムシの眼は、ほとんど退化したようなものです。全く眼が無い種類もいるとか。ところで採集したガロアムシは、種名ガロアムシでよいのか不明です。もし間違っているようでしたらコメントいただけると嬉しいです。

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    2本の尾は、ゴキブリやコオロギなどのように、感覚器官として重要な役割を持っていると思われます。

  • ノスリ

    田んぼを通る道路を行くと、道沿いに猛禽の姿をよく見ます。
    多いのはトビと写真のノスリ。

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    ノスリは稲刈り後から田んぼによく見ます。
    マジメな視線の先に狙っているのは、ネズミそれともモグラ?
    トビより近づかせてくれるように思います。
    トビは臆病なのか意外に近寄れません。

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    遠方よりトビ

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    こちらはチョウゲンボウ