山形の永幡さんに教えてもらった鳥海山ふもとのショウリョウバッタモドキのポイントを訪れました。秋田県側です。午前中に向かった鮭川で急に思い立って移動したため、無事に着けるか怪しいものでしたが、何とか日没前に到着。 やっぱり遅かった。。。気温は下がってくるし高いススキに遮られて薄暗く。。。
でも見つかりました!、私はじめて見るショウリョウバッタモドキです。証拠写真程度にしか撮れませんでしたが、もちろん、また日を改めて訪れたいと思います。
もう一つ、発見がありました。 カヤコオロギ。これも初めて見る虫です。長野でも山形でも見た記憶がありません。 翅が短く幼虫かと思ったら、これで成虫とのこと。どうも鳴かないようです。 日没近くギリギリの明るさの中で結構目に入ってきました。
鮭川村で、稲刈り後の田んぼで産卵するアキアカネを撮影。
雌のお腹が水面をたたく瞬間をねらってみますが、なかなか難しい!かなりの枚数を費やして、ようやく画面の隅っこに何とか一枚写りました。
10/2公開の今週の自然だよりでも紹介しましたが、ホソヘリカメムシの若齢幼虫はアリにそっくりです。多くはもっと成長した幼虫で、自然だよりに載せたサイズの幼虫は少数で、ちょっと苦労しました。
たぶん2齢幼虫と3齢幼虫と思います。アリに似ているのはこのあたりまで。
ホソヘリカメムシの幼虫は所々に集団を作っていて、成長段階をまとめて見ることができます。終齢幼虫くらいになると、もはやアリっぽさは皆無。お腹はクモを連想させます。
ちなみに、これが成虫。飛ぶ姿はカメムシとしては非常にシャープで、ハチが飛んでいるように見えます。
アオスジアゲハはまだ飛んでいます。庄内でも年3化の発生ありそうです。
タブの木の若い葉に小さな幼虫を見つけました。
松林の林縁に植えられたタブノキ。幼虫は成長の悪そうな株に多く見つかりました。今、卵を産もうと若い葉を探すと必然、こうなるのでしょう。
赤川のほとりに見える白い鳥・・・なんとハクチョウです!双眼鏡で確認するとオオハクチョウに間違いありません。北帰行が始まった頃からちょうど半年。もうそんな季節になったんですね。
川沿いの道を更に進むと、コハクチョウの小集団に出会いました。写真に写っている3羽のほかに4羽。別の場所でもオオハクチョウが2羽。この日だけで10羽確認しました。
この土地を慕って毎年戻ってきてくれるわけです。 可愛いじゃありませんか。 まずは長旅の疲れがとれるまでゆっくりして欲しいですね。