Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • ヒメハルゼミ

    ちょっと遠出して、能生のヒメハルゼミの生息地を訪れた。
    能生のヒメハルゼミの生息地は白山神社の裏山。
    ここは日本海側の北限とされ国指定天然記念物に指定されている。
    P7202887

    実は、ヒメハルゼミの声はまだこの耳に聞いたことがない。
    蝉時雨と表現されるいっせいに合唱する様子を、録音されたものを聞いた事があるが、何だかよくわからなった。
    森に入ってすぐに聞こえてきたのはニイニイゼミ。
    日が差してくると明らかに別の声が聞こえてきて、やがてものすごいボリュームの大合唱となった。
    (鳴き声は音集めで)
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    高い木の上で鳴いているのでセミの姿が見えない。
    一度だけ、ビデオを撮るチャンスに恵まれたが、写真の方は満足のいくものが撮れなかった。
    ↓こちらはビデオ映像

    ちょっと見ただけでも抜け殻の数は相当なものだ。
    抜け殻の大きさはチッチゼミくらいだろうか、とっても小さい。
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  • トホシオサゾウ

    ヤブガラシの花にトホシオサゾウが蜜をなめに来ていた。
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    5mmほどの小さなゾウムシだが、確かにオサゾウムシ!
    マレーシアで見たタイショウオサゾウムシなど巨大のものと
    そう変わりはない。
    IMG_4723

  • アオバハゴロモ幼虫

    庭のムクゲに気がついたらアオバハゴロモの幼虫がたくさんついていて、
    枝がところどころ真っ白くなっている。
    白い毛のようなものは、幼虫の出すロウ物質・・・(→かがくナビにも記事を書きました)

    この画像にいる2匹の幼虫は、分かりやすいだろう。
    P7152733

    それぞれのアップ画像
    P7152738_3 P7152738_2

    ムクゲに接して生えているハギには、ベッコウハゴロモの幼虫がいた。
    こちらも、お腹の先から毛束のようなロウ物質を出して、何とも怪しげな姿をしている。
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    ロウ物質の束は、傘のようにすぼめたり開いたりできる。
    指を近づけたりしておどかすと、毛束をクジャクの羽のように大きく開いて、
    その下に身を隠そうとする。

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    タンポポなどの綿毛の種か、カビなのか、いったい何に似せているつもりなのだろう。
    いずれにしても、正体が虫だとはなかなか気づきにくいだろう。

  • ゴイシシジミの幼虫

    先日ゴイシシジミを見た場所を通りかかった。
    ついでに幼虫も見られないか少しササの葉裏のアブラムシを探してみた。
    すると一際高いところの葉裏にあっさり一匹見つかった。
    終齢幼虫だと思う。
    P7142590 P7142599

    アブラムシを食べる様子が撮れないか、しばらく見ていたがダメだった。
    P7152668

    途中みかけたゼフ二種。
    ミズイロオナガシジミにジョウザンミドリシジミだろうか。
    翅の模様はすっかりかすれてしまっている。
    P7152644 P7152661

  • ウマノスズクサの花

    ウマノスズクサの花に、小さなハエがたくさん集まっていた。
    何か特別の匂いを発して、ハエに受粉を手伝ってもらっているのだろう。
    その過程を調べたら面白そうだ。
    P7122243