Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 砂浜にて

    昨年、庄内浜で初めてヤマトマダラバッタ(ヤマトバッタ)を見たとき、これは砂浜にぴったりなバッタと思ったが、
    幼虫はさらに見事な姿をしていた。
    写真に撮るとわかりやすくなってしまうけど、実際は本当に見つけにくい。
    体長1cmに満たない小さな幼虫だから、それも見つけにくい一因になっているだろう。
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    ハマボウフウをはじめ多くの海浜植物が見られる砂浜。
    ヤマトマダラバッタが棲める環境は年々減っているそうだけど、庄内砂丘はまだ大丈夫そうだ。
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    10キロほど南の海岸付近にて、ウスバカゲロウの一種。
    砂浜にすり鉢の巣を作っているものの親だろうか。
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    庄内ではコガネグモも見られる。
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  • ミドリシジミ FX1000スロー

    2匹の雄が争っている。
    ものすごく高速に追いかけているシーンは目でも追いつかないくらいだが、こんな風にグルグル回るような飛び方で争っている時は、カメラでもとらえることができる。

    これは、ビデオカメラFX1000の「なめらかスロー」映像。
    EX-F1が300fpsで、こちらは240fps。

  • カブト・クワガタ

    少し前から川原のヤナギのチェックを始めたが、いよいよ「連中」も活動開始のようだ。
    ノコギリクワガタにカブトムシ。
    今年また、しばらくお相手してもらおう。
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    ヤナギの樹液にはコムラサキの姿もあった。
    シロテンハナムグリも多い。
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    ヒメジョオンにやってきたシジミチョウはどちらも夏型。
    左はベニシジミ、右はトラフシジミ
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  • ギフチョウの幼虫

    5月の連休にギフチョウが飛んでいた場所にて、多数の幼虫を見た。ほとんどが終齢幼虫。
    カンアオイの葉はだいぶ固くなってきている。
    幼虫は枝にかみ傷をつけ、あるいは完全に切り落として、葉をしおらせてから食べるようだ。

    しおらせた葉一枚をほとんど食べきって、それから次の葉に移るらしい。
    右の写真の状況から、そんな様子が想像できる。
    糞がこれだけたまっているというと、長時間ほとんど移動していないようだ。

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    途中見かけたギボウシの花畑。いやいや、ウルイの畑と呼ぶべきか。
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  • 盃山にて

    山形市滝山小学校4年生のPTA行事に呼ばれ、28年ぶりに母校に入った。父兄の1人が、幼稚園から大学まで一緒という、ものすごく長い付き合いの友達なのだ。夜は仲間数人で楽しく飲んだ。

    記憶というものは、思いがけない所で突然スイッチが入るんですね。懐かしいものが一気に蘇ってきてホント驚いた。引き出しの奥のものも、たまには出してやんないといけませんな。

    さて、午後の1時間ほど、盃山をまわってみた。中学〜高校時代に歩いたコースそのままに。20年前に見ていたほぼ同じ場所で、メスアカミドリシジミやオオムラサキに出会った。

    メスアカミドリシジミは、むかし同様、3mほどの高さに陣取ってなわばりを張っていた。届かないなあ〜と眺めていたら、久しぶりなんでサービスしてくれたか、目線ぐらいの高さに降りてきてくれた。
    右はアカシジミ。日没の時間はとても届かない高さを飛び交っているが、日中は低いところで休んでいるものもいる。
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    山頂付近、アベマキにとまってテリトリーを張っているオオムラサキ。
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    先月寄ったときアオバセセリがテリトリーを張っていた場所には、スミナガシがいた。
    右はオオチャバネセセリ。
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    コロギスの幼虫。羽化が近そうだ。
    そうか、やっぱり山形にはいたんだなあと再確認。
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