ウマノスズクサの花に、小さなハエがたくさん集まっていた。 何か特別の匂いを発して、ハエに受粉を手伝ってもらっているのだろう。 その過程を調べたら面白そうだ。
カシワの葉にコナラシギゾウムシを見つけた。 昨年、コナラのドングリに探したけれど、結局見つからなかった虫だ。 今年はカシワのドングリに産卵するところを探してみよう。
林のちょっと薄暗いところにはキマダラセセリがたくさんとまっていた。
川原のヤナギを探すとノコギリクワガタがたくさん見つかる。 今週に入って一気に数が増えたようだ。
樹液の虫と言えば、森上信夫さんの新刊 「樹液に集まる昆虫ハンドブック」がスゴイ! これ以上のものはないと思える決定版だ。
ナナホシテントウ・・・いや何か変? 星を数えてみると9つ。ココノツボシテントウ??
正解はココノホシテントウ。 この日、川原で少なからず見られた。
こちらがナナホシテントウ。
昨日の撮影では物足りないような気がして、再び砂浜を訪れた。 ところが、今日は朝から気温が上がって砂が熱いらしい。 ヤマトマダラバッタ(ヤマトバッタ)の幼虫は砂地を嫌がって、葉の上などに避難しようとする。 時々日がかげったところを狙って、いくつか追加撮影。
この幼虫は、もっとも成長しているもので、1cmを超えていた。 茶色い背中で擬態は今ひとつかと思ったのだが、写真に撮ったらナカナカよく 周りにとけ込んでくれた。
こちらは、やや若い幼虫。 彼らはやや突きだした複眼でもって自分の姿を見ることができるのだろうか。 自分の姿を客観視できなければ、砂地でジッと動かない事のメリットにも気がつけない と思うのだが、どうだろう。