Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • コミスジ

    初夏のチョウを二種、コミスジとダイミョウセセリ。
    コミスジは花の蜜も吸うが、よくこんなふうに鳥の糞から汁を吸うのを見る。
    全く違う種だけど、ダイミョウセセリにも同様の行動が見られる。
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    中学生の頃にチョウの写真を撮りはじめ、よく通った山形市の盃山。
    小さな丘のような山で、山頂までの道で色んなチョウに出会った。
    初夏のチョウ、特にコミスジは印象的で、コミスジを見ると盃山を思い出す。
    近くなったことだし、そのうち遊びに行ってみよう。

  • ヒメシジミの幼虫

    ヒメシジミは山形では少ないのだそうだ。
    小諸にいた頃は普通に見ていたチョウなので、何だかぴんと来ない。昨年、鶴岡での多産地を教えてもらってたくさん見たこともあるし、さらに今日のように野外で幼虫を偶然見つけたりすると、果たして本当に少ないのかと思ってしまう。

    食草はヨモギ。アリをたくさん従えているので見つけやすい。
    でも、見ていると葉を食べ終わると地上に降りてしまった。葉を食べている時以外はやはり見つけにくいのだろう。
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    E-520 マクロ50mm+1.4×テレコン

  • 水辺のトンボたち

    水辺はすっかりトンボが多くなった。

    カワトンボはすっかり成熟して、川辺に出てきている。
    左が雄で右が雌。
    区別のポイントは、腹部第2、3節にある副交尾器(副性器)
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    鮮やかな青が美しいイトトンボ。
    左がエゾイトトンボ、右はオゼイトトンボ。
    3cmほどの小さなトンボなので、水辺に近づかないといるかどうか気づきにくい。
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    左はヨツボシトンボ。休耕田に10匹くらいがなわばり争いを繰り広げていた。
    右はハラビロトンボ。もう出ているのかとちょっと驚いたが、特に早いというわけでもないようだ。
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    ちなみにシオヤトンボやサナエトンボの類も目に入ったが、チャンスがなく見送った。

  • アゲハの孵化

    うっかりしてアゲハの孵化を撮影するチャンスを逃してしまった。
    気がついたら、先日庭のユズに産みつけられた卵は、ほとんど孵化したところ。
    1個だけ残った卵を見つけたが、準備する間に穴が開き始めてしまった。
    肝心の孵化直前の写真がないけれど、練習のつもりでその後を連続撮影。

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  • ナミオトシブミ

    庄内ではサワグルミの葉を巻くナミオトシブミ。
    すでにサワグルミは葉を広げて、いつでてもおかしくないぞと目を光らせていたところだ。

    オトシブミは油断できない相手だ。
    巻くのにちょうどいい葉の大きさとかたさがあって、それは数日限りの事である。
    気がつくと、もうひと嵐過ぎ去ったあとで、揺籃だけが残っていたという事はしょっちゅうだ。
    最初、一枚目のような光景を見て、ここも既に終わったのかとあせったが、
    よく見ると、まだ巻いているものがいくつかいた。

    ただし、風が強くていけない。
    ビデオ撮影なんてとんでもない状況であった。
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    同じサワグルミにはカメノコテントウも少なくなかった。
    となると、もちろんカメノコテントウが食べるクルミハムシの姿もあった。
    昨年とまた同じような写真を撮ってしまったが、この異常なまでに膨れあがった雌のお腹は何度見てもスゴイと思う。
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