Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • ツインフラッシュブラケット「FL-BKM03」

    オリンパスより4月発売のツインフラッシュブラケット「FL-BKM03」の試作機をお借りして、
    テスト撮影をしてみた。純正ストロボFL-36Rも2台、つけていただいた。
    P3230983 P3230984
    FL-BKM03はアームの形状や角度を調整し2台のストロボを自在に配置させて、立体的な照明をするシステムだ。
    カメラはRCモードにして、ワイヤレスで2台のストロボでTTLオート調光ができる。
    内蔵フラッシュは信号光を送るのみだ。
    2灯それぞれに+−の補正を加えて強弱をつけることができ、設定はストロボではなく、カメラから行う。
    下がその設定画面だ。
    P3230987

    野外でいつもこのスタイルで被写体を探していくのは、現実的ではないだろう。
    でも、こうした照明をしてみたいと頭に描くものがあった場合、とても重宝する道具である。

    3月半ばで虫もいくらか期待できると思ってお借りしてみたのだが、まだちょっと早かった。
    植物にストロボを使うというのはちょっとと思うけれど、
    ちょっといつもと方向をかえて、春の植物たちを撮影してみた。

    コシノコバイモ。
    バックが真っ暗で夜のようになってしまった。
    でもアップでみるとわかるが、ただ一灯で照明したものとは全然違う。
    P3236243 P3236260
    E-520 マクロ50mm

    こちらはネコヤナギの花。
    自然光だけではうまく写らない雄しべの細部がよくわかる。
    もちろん、多灯照明の効果によるところが大きい。
    P3246544 P3246566
    P3246514
    E-520 マクロ50mm

    正直に告白すると、このうちの何枚かは、ブラケットから一灯ストロボを外し、
    手をのばしてより離れたところから照明している。
    でも、それでも手持ちでそんな芸当ができてしまうのは、ブラケットさまさまなのだ。

    こちらは9-18mmでの撮影。
    超広角レンズにかるくストロボをあてるとメリハリが効いていい。
    最近9-18mmで撮影したものは、そうして撮ったものが多い。
    P3236286
    E-520 9-18mm

    このツインブラケットを使って、細かいところだが非常に感心したところがあった。
    それは、何カ所かにある締めつけのリングだ。
    たとえばストロボの取りつけ部分でいうと、リングを適度にしめたあとも、
    ストロボを無理なく左右に振ることができる。
    出来の悪いものだと、そんなふうに回すと締めつけも緩んでしまい、結構イライラさせられる
    ところだが、このブラケットは大丈夫だ。
    間に入っているゴムのリングに秘密があるのか、とてもいい具合である。

    IMG_2784 IMG_2786

    このようなアクセサリーは、ちょっと使っただけではそのよさがわからない。
    思いがけないところで、すごく役に立つものだ。
    小さくたためるので、鞄の隅にいつも入れておくとよいだろう。

    私自身は、まだオリンパスの純正ストロボを持っていないので、ストロボ自体への興味もあった。
    ワイヤレスで使えるオートストロボ、やっぱりいいですね!

  • ヒメヤシャブシ

    曇り空のもと、よく目立っていた花。
    まだ咲き始めだろうか。
    カバノキ科の植物だが、自分はあまり見たことがないものだ。
    ヒメヤシャブシではないかと思う。
    P3246405 P3246406
    E-520 マクロ50mm+1.4×テレコン

    山道にさしかかったところで、小さなサクラが咲いていた。
    このあたりで咲いているものといえば、オクチョウジザクラで間違いないだろう。
    P3246430

    一瞬、視界のどこかで何ものかの気配を感じた。
    ゆっくり辺りを見渡してみたら、いたいた、あんなところからこちらを見ている。
    ギリギリ気がつくことができたが、本当のギリギリ。
    視界のすみで動いていたのだろう。
    昨年は一度も見なかったカモシカだが、今月に入ってこれで2度目だ。
    もっと近づいて撮影してみたい。
    P3246431
    E-520 シグマ150mm

  • ビッグネームな友人

    ちょっと、友人の自慢を。。。

    P3236197

    私の高校時代の同窓に、際だって活躍している有名人がいる。
    大王こと、後藤ひろひと氏
    テレビはそこそこ見ているけど、情報には遅れがちな私は、彼がある世界で
    どえらい活躍をしているのを知らなかった。
    2005年だったのかなあ、ある晩、BSをつけっぱなしで雑魚寝していた私は、夢うつつに
    彼の名が聞こえて飛び起きたんだった。
    画面に映っていたのは、ダリのようなヒゲをはやしているけど、
    確かに生徒会長をやっていた彼に違いなかった。。。

    後藤くんは高校時代から、すでにエンターテイナーだった。
    彼が壇上に出てくると、今日は何をやってくれるんだと、皆で注目したものだった。
    そして、彼はそんな聴衆を裏切らなかった。
    そうか、彼はやり続けて、ここまで来たんだ。
    そのまま放映された彼の「ダブリンの鐘つきカビ人間」という舞台を見た。
    舞台という世界にちょっとだけ違和感を覚えたが、それは一瞬で、えらく感激したのだった。

    しかし薄情な私は、彼の最近の活躍をうかつにもまた見落としそうになっていた。
    昨年、彼の舞台がもとになった映画(!!)が作られ、更にすごいことになっていたのだ。
    山形でも色々報道されたようだが、ちょうど私が一ヶ月日本を離れた頃だったこともあって、
    気づかないままだった。ごめん。。。

    そこに、つい最近、このブログにいただいたコメントがきっかけで、後藤くんに
    高校卒業以来はじめて連絡をとることができた。
    (虹の木さん、ありがとうございました!)
    驚いたことに、後藤くんは私のことをよく覚えていてくれて、
    ブログを通じて私を探していたのだ。

    更に驚いたことに、後藤くんは昆虫マニアでもあったと知る。
    彼がブログの中で書いていた、アングレカム・セキスペダレとキサントパンスズメガの関係
    の発見についての考察、あまりに鋭くびっくりしてしまった。

    注文していたDVDが届いて、さっそく見た。
    パコと魔法の絵本
    何とも優しい世界が描かれていた。
    これだよ!こういう感覚オレも好きだ!
    素直に感動しました。

    すごい!彼はこんな素晴らしい仕事をすでにやっている。
    自分は大器晩成型でいいや、なんて呑気なことを言っていられない。

    私には、こんな素晴らしい刺激的な友人がおります。

  • 谷間は霧

    今日まわった辺りは、日中もずっと霧がたちこめていた。
    谷底は冷たい空気がたまっていて、
    そこに上から温かい空気がおりて霧が発生。
    そんな印象だった。

    P3225917

    P3225973 P3226018
    E-520 9-18mm マクロ50mm+テレコン

  • キブシ

    キブシの花が急に咲き出した。
    一昨日までの暖かさで、一気に進んだように思う。
    P3215891 P3215895
    E-520 シグマ150mm

    晴れるとアカガエルが産卵に出ないかと、目星をつけていたところを見てまわるが、
    空振りの連続。気温が思いの外あがらない。

    どうもうまく行かない。。。