Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 山形市盃山にて

    山形の実家に年始の挨拶に行った。
    ついでに一時間だけ、兄と盃山に。
    オオムラサキの幼虫を探してみたいのが一番の希望だったが、雪が深くて断念。
    エゾエノキは何本か確認できたので、また時期を見て探してみよう。

    この山は中学生の頃よく通ったところ。
    昨年春に山形に引っ越してからは初めて訪れた。
    山裾まで市民プールや公園がだいぶのびたけど、ちょっと登ってみた感じは
    あまり変わっていないように見えた。
    P1022364
    E-520 14-42mm

    道脇の雪に見た虫。
    詳しい種名はわからないが、左より、ウンカ、キノコバエ、タマバチ。
    そうだ・・・翅のないタマバチ、庄内ではまだ探していなかったなあ。
    P1022353 P1022357 P1022359
    E-520 マクロ50mm+テレコン

    馬見ヶ崎川の川原。
    天気がいい日だったが、月山は厚い雲におおわれて全く見えない。雲の向こうは庄内だ。
    この雲のかぶさり方は、佐久平から見る北アルプスの景色にちょっと似ていた。
    P1022367
    E-520 14-42mm

  • 海野和男写真展 蝶の道

    年明けすぐに始まる海野さんの写真展です。
    銀座ニコンサロン 1/5〜1/20
    大阪ニコンサロン 2/5〜2/11
    みなさま、機会を作って行きましょう!

    unnosan P1080874

  • 霰(あられ)

    初日の出はやはり見ることもなく、ずっと曇り空の元日だった。
    初詣に年賀状書きをすませ、おとその酔いも覚めた夕方近くになって車で郊外に出てみた。
    西の空がちょっと明るい。
    どこかそのあたりで今年初めての撮影をと決め、車を走らせた。

    田んぼ道に車をとめビデオカメラをセット。
    すぐに空は雲におおわれ霰が降りはじめた。

    ↓以下はその時の動画。
    雲の流れは20〜30倍に速度を変えている。


    HDR-FX1

    冬の初めは霰が多く、だんだんぼた雪になっていく印象だけど、
    今年はまだ霰が多い。
    霰はバラバラと大きな音をたてて、何だか情緒がないように思う。
    いっそ降るなら雪のほうが嬉しいところ。
    P1012337
    E-520 マクロ50mm+テレコン

    そんな感じで、昨年の正月と比べるとずっと雪が少ない。
    気温が高いので、雨になったり、降ってもすぐにとけてしまう。

  • クモガタガガンボ

    西川へ向かう途中でクモガタガガンボを見つけた。雌一匹だけだが、手ぶらにならずによかった〜。
    この一匹も気温が高すぎたためか、10分ほどで雪の中に潜ってしまった。クモガタガガンボの最も活動的な温度は-4℃〜0℃だそうだ。この日は第1トンネル付近でも10℃近くまで気温の上がってしまったから、暑くてたまらなかっただろう。もっとも、外気温より雪の表面付近は低いはず。実際には何度くらいになっているのだろう?

    歩く速度は速い。ちょっと画像を確認したりしていると、思いがけず遠くにいっていて見失いそうになる。息を吹きかけたり、かるくさわったりすると、足を縮めて動かなくなる。そんな風にして時間稼ぎしながら撮影した。
    PC212140 PC212169
    E-520 マクロ50mm+テレコン

    ↓こちらは動画
    クモガタガガンボ200812-poster
    HDR-FX1

    目立つのは平均棍だが、前翅も全くないわけではない。
    きっと何の役目もないのだろうけれど。。。
    IMG_2265
    EOS KissD X MP-E65mm

    実はクモガタガガンボを見る前に、こんな虫を見つけた。
    からだの特徴を見ると、ガガンボに違いない。体は細いけれど、クモガタガガンボの一種だと思う。
    自然観撮BBSに質問を送ったところ、これはイマニシガガンボダマシと教えていただきました。
    あらためて見るとガガンボらしくないように思えてきたりして、
    いい加減だなあと自分にあきれました。。。
    PC212096 PC212098
    E-520 マクロ50mm+テレコン

    クモガタガガンボについては、海外のサイトを調べて生態などを確認した。
    英名はSnow Flyであるらしい。日本でもユキガガンボとも呼ばれている。
    随分キレイな名前をつけてもらったものだ。

    Snow Scorpionflyもいるらしい。
    それも日本でも北海道と新潟で発見例があると、永幡さんに教えてもらった。
    すごい!私も見てみたい。
    いや・・・見つけてみたい。

  • ユキカワゲラのなかま

    西川町志津にて。
    すでに雪カワゲラのなかまが歩き始めていた。
    この虫は2月くらいから見られるものと思っていた。
    雪国再入学の私、一から勉強しなおします。

    映像はEX-F1による300fpsのもの。
    この速度だと、3本の脚がセットで歩いているのがよくわかる。