Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 鮭川のアオハダトンボ

    小諸では海野さんのアトリエに向かう途中の川にいつも見ていたアオハダトンボ。
    山形では珍しい種になってしまうのが残念なところだが、鮭川に良好な環境があるの情報をもらって機会を待っていたが、本日ようやく現地に。

    流れの緩やかな川辺には、点々とアオハダトンボやカワトンボの姿があった。
    P6233602
    6月23日 山形県鮭川村 E-520 14-42mm

    雌の腹端を副交尾器に誘導しようとしている雄。
    まもなくハート型が完成。
    P6233541

    川岸の草に産卵する雌。
    P6233577
    6月23日 山形県鮭川村 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • ホタルの光

    米作りの盛んな庄内地方ゆえ、コンクリート堰が多く、ホタルの多い場所ではないのかも知れない。
    探すのにはちょっと手こずった。
    だが、これまでホタルを見た場所は、どこもチョロチョロとした流れだった。
    そんな感じで見ていったら、一カ所いい場所があった。

    田んぼの脇の小さな流れ。
    ゲンジボタルとヘイケボタルが混じっているようだった。
    hotaru1
    6月20日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

    15秒露光で連続して撮影した10枚の画像を、Photoshop Elementsで合成。

  • チョウセンアカシジミmovie

    トネリコの梢に群れ飛ぶチョウセンアカシジミ
    夕方はかなりの数が飛ぶ
    チョウセンアカシジミ-poster

    交尾中のカップルに割り込もうとした一匹の雄と、
    そこにまた別の雄が飛んできたという絵。
    交尾中のもう一匹はかげに隠れて見えない。
    ちょっと分かりにくい状況。。。

    チョウセンアカシジミ2-poster

    6月18日 山形県小国町 EX-F1 秒300コマ

  • チョウセンアカシジミ

    永幡さんにチョウセンアカシジミの生息地を案内していただいた。
    山形県の天然記念物に指定され保護されている貴重なチョウである。
    長年調査している彼にベストな場所をと聞くと、やはり小国という事に。
    天候にも恵まれ素晴らしい一日だった。永幡さん、本当にありがとう!

    トネリコにとまるチョウセンアカシジミ
    P6182745
    6月18日 山形県小国町 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    幹にはすでに卵が産卵されていた
    P6182891
    6月18日 山形県小国町 E-520 14-42mm

    トネリコの根本を歩くのも要注意!
    足下にはまだ羽化前の蛹が残っているはず。

    卵のアップ
    IMG_9817
    6月18日 山形県小国町 EOS KissD X MP-E65mm

    交尾個体も見られた
    P6182902
    6月18日 山形県小国町 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    CIMG1006
    6月18日 山形県小国町 EX-F1

    現地を離れ振り返ってみると、何とも危ういチョウだったという感が強まってきた。
    狭い範囲に集中しているという環境もそうだが、チョウ自体が何とも脆そう。
    バランスが悪いというか、どうも普通のチョウと同じ感覚で見られない危うさを感じる。

    天然記念物であり採集禁止であるが、卵を採集して逮捕者が出たりもする、という話も心配。
    だが、こうしてチョウセンアカシジミを前にして感じた不安はまた別のものだ。
    チョウセンアカシジミというチョウをもっとよく知らなければいけないと思った

  • ハッチョウトンボmovie

    雄のテリトリー争い。
    秒300コマの映像を、Motionで擬似的に秒600コマにしてみた。
    Motionだとカタカタ感がないスムーズなスローが作れるようだ。


    6月17日 鶴岡市 TSN-774 +EX-F1