Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • カゲロウの亜成虫・成虫

    モンカゲロウと思ったのだが、モンカゲロウ科の別のカゲロウのようだ。
    谷川沿いの木に何匹もとまっていた。
    亜成虫と成虫の脚や尾の長さの違いに改めて驚いた。

    こちらは亜成虫
    P6031049

    亜成虫がさらに脱皮した成虫
    P6031041

    こちらは羽化直後
    P6031009
    6月3日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

    カゲロウのような繊細な虫をストロボで撮影するのは、ちょっと考えものだ。
    反射が強くて、実際の印象と違った感じに写ってしまう。
    とはいっても、曇り空で風が吹く中では、やはりストロボなしでは難しいし。。

  • モリアオガエルの卵

    ハッチョウトンボの湿地でモリアオガエルの卵塊を見た。
    産みつけられてどれくらいになるのだろう。
    もっと綺麗な卵塊というと、やはり産卵直後に限られるのだろうか。

    P6020890
    6月2日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

    親ガエルはどこにいるのだろうと、辺りを見てまわっていると、シマヘビと目があった。
    おやおや、こいつもきっとカエルを探しているに違いない。
    P6020904
    6月2日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

  • ハッチョウトンボ

    鮭川村のギフチョウシンポで楽しくお話しさせていただいた鶴岡市の柴田さんから、
    別のハッチョウトンボのポイントを案内していただいた。
    これがまたスゴクいい場所。
    大切に守っていかなければならない貴重な環境と感じた。
    柴田さん、どうもありがとうございました!

    ハッチョウトンボの棲む環境はだいたいどこも似ている。
    長靴で歩いてみると、水底の泥も含めて足首くらいまでの浅い水深だ。
    P6020877
    6月2日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

    羽化したばかりの色の薄いものが大多数。
    色づいて雌雄の区別のつきやすくまで成熟しているものも2割ほどいた。
    P6020783 P6020784
    6月2日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    水の中にはハッチョウトンボのヤゴも容易に見つけられる。
    それらを含めるとかなりの数になりそう。
    P6020948
    6月2日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    他にもたくさんトンボが見られた。
    多かったのはシオヤトンボ。
    下の写真は、ヨツボシトンボとコサナエ。

    P6020869 P6020852
    6月2日 山形県鶴岡市 E-520 Nikkor Ai-S 300mm

     

  • オトシブミの揺籃づくり

    オトシブミの揺籃づくり。
    最初の葉をカットするシーンは逃してしまい、途中からの撮影。

    主脈を切って葉が垂れるのを待って、更に主脈にかみ傷を入れていく。
    巻き始めた頃に雄がやってきた。
    P6010368 P6010431

    最初数回巻いたところで、穴をあけて産卵。
    P6010476

    その後は一気に巻き上げていく。
    サワグルミを巻いているものは、どうもあまり切り落とすことはないようだ。
    P6010507
    6月1日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

  • キクスイカミキリ

    まだつぼみをつける前にしおれてしまったヒメジョオン。キクスイカミキリという小さなカミキリムシが産卵したためにこうなってしまっている。今のこの季節、花壇のものも含めて、キク科植物は多くこのカミキリに狙われている。ヨモギ、フランスギクなどに多いだろうか。

    ヒメジョオンの枝に傷つけているキクスイカミキリ。横に何本もかみ傷が見える。
    P6010290

    近づくと結構敏感に反応する。作業を途中でやめてしまい、ポトリと落ちたり飛んでいってしまったり。この時も、傷つけている途中で枝先まで登っていって、傷つけていた場所と離れたところで産卵行動をとって、飛んでいった。以下、続けて撮った写真だが、一連の動きをとらえていないと思う。
    P6010300 P6010301
    6月1日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    横に傷つけるのは枝をしおらせるためのもので、産卵は傷のライン間に行われるらしい。枝に傷をつけるのは、卵が安全に孵化し、幼虫が中を食べ進むために必要なのだ。完全に枯れてはダメだし、生でもいけないのだろう。
    次は遠くから望遠で狙ってみたい。