Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 【Slow Motion】オニヤンマ【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0) H.264記録
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:1000fps 再生:60fps、30fps

    家庭用扇風機を野外に持ち出しオニヤンマのホバリングを高速度撮影!といっても決して楽な撮影ではありませんでした。
    後脚を片側だけ下げているのは何故でしょう。地表近くの低い位置でホバリングする2個体で確認できました。ホバリングの羽ばたきは速く、今回は1000fpsで撮影しましたが、まだチャンスがあれば2000fps、3000fpsで撮りたいです。

    扇風機を回しはじめ最初にオニヤンマが近づいてくるまで30分は待ったでしょうか。オニヤンマは地上に落ちた扇風機の翼の影に関心をしめしたり、扇風機に突進を繰り返したり、ときに激突して気絶(?)したりで、期待したような安定したホバリングをしてくれません。

    どこでホバリングを始めるかも予想できず、気がつくとポツンと5m以上離れた場所でホバリングしていたこともありました。更に撮影に至ってもすぐに離れてしまったり、期待したほどの成果が得られずでした。でもまあ、全然撮れないよりはよかったです。

    扇風機の工夫次第では、もっと安定した撮影ができそうですが、風量調整、角度調整、首振りなど色々試しただけでは、オニヤンマの近づき方に変化は感じられません。ちなみに、しばらく1000円くらいのUSB充電式の小型扇風機を携帯して、オニヤンマの通り道を見るたびに試していましたが諦めました(一度だけ、カメラの準備がない状態で5秒ほどホバリングしてくれたオニヤンマがいましたが・・・)。普通の大きな扇風機に試したら一日で成果が出て、もっと早くに試せばよかったと思いました。

  • 【Slow Motion】キアゲハ H.264記録【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0) H.264記録
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    撮影:1000fps 再生:60fps

    Chronos2.1のバージョンアップで画質向上と喜んだのですが、実はその後CinemaDNGのカラー処理にずいぶん悩まされました。前回の「キアゲハの求愛」は今見るとひどい色で、削除したくなっています。いろいろ試した結果、最後に出した結論は、なんと!かつて色の悪さに早々に切り捨てたH.264で記録するのがベストであるということ。今回のH.264の絵は自然で自分好みの色です。カクトラノオのピンクがとってもいい感じ!

    H.264での記録ならSDカードへの書き込みでも格段に短時間で済み、当然データ量も少なく、更にパソコンに落としてすぐに動画を使えます。最初からこの色が得られれば、わざわざCinemaDNGを使うことはありませんでした。たぶん。

  • 【Slow Motion】キアゲハの求愛【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1  Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    撮影:1000fps 再生:60fps、30fps

    Chronos 2.1がバージョンアップで劇的に画質向上しました!前回のVer.0.6.0はハイライト処理に不満があって、ずっとVer.0.5.1を使い続けていましたが、今回のVer.0.7.0はなかなかに素晴らしいです。今のところ不満が見つかりません。色味も改良されて補正なしで使えるレベルになりました。キアゲハの色もソバの花の白も満足できる発色で、晴れの日差しがとてもリアルに感じられます。いつものように編集したら、ちょっとコントラストが強すぎる絵になってしまった感じです。

    数日後に見たらすっかり気が変わってしまいました。なんと奇妙な色でしょう。改良されたと思いたくて目が曇っていたようです。色々手を尽くしましたが、今回のCinemaDNGの色補正はちょっとお手上げです。その後気がついたのは、H.264の最もデータの軽い記録方式がすごく素直で美しい発色なことでした。

    また、今回のバージョンアップは外部メディアへの書き込み速度が30%アップとのこと。確かに、はっきりと体感できるスピードアップで、これが一番嬉しい改良でした。

  • 【Slow Motion】ミヤマアカネ【Chronos 2.1 Highspeed】

    ニラの蕾にとまりテリトリーを見張る一匹のミヤマアカネ。

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps、3358fps、5406fps 再生:30fps

    撮影レートを2000fps、3000fps、5000fpsと変えて撮影しました。
    野外で普通に撮影できるのは5000fpsまでか

  • 【虫の眼レンズ】キチョウの集団【GH5S VFRスロー】

    撮影:180fps 再生:60fps 時間を3倍にのばしています。

    林道の獣糞(たぶんタヌキ?)にたくさんのキチョウが群れて吸汁していました。自作虫の眼レンズ装着のGH5Sを置いて、スロー動画を撮影しました。このレンズの場合、3倍程度のスローでかなり虫たちの速度に近づける気がします。視野が広いので、そのぶん虫が画面に入る時間が長くなるためだと思います。

    新たに飛んでくる個体に、先客たちは瞬間的に翅を開いて、何か合図しています。「ここはオレの場所だぞ、ここに降りるなよ」とでも言っているのでしょうか。