Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • 【スローモーションで見る】ハグロトンボ【Chronos 2.1 Highspeed】

    ひだまりでテリトリーを見張るハグロトンボ。飛び立ってもすぐに同じ場所に戻ってきます。 0:04からは33.3倍スローモーション(撮影1000fps再生30fps)

    カメラ:Chronos 2.1 レンズ:Micro Nikkor 105mmF2.8 2021年6月30日
    撮影:1000fps 再生:30fps (33.3倍スローモーション)

    古い動画を見返しながら、トンボの飛行の秘密をあれこれ考えています。トンボでもなんでもそうですけど、前に進む時には、翅を使って後方に空気の流れを作っているはず・・・私のレベルはそんな初歩的なところです(笑)

    最初の羽ばたきでは、アップストローク(後方への翅の送り)で前に進む空気の流れを作っていて、その瞬間、加速度的にピューッと前進するのが分かります。一度加速がついたらしばらく持続するようで、無駄に翅を動かしません。それから前方に空気を送ることでブレーキをかけたり後退したり、着地直前には4枚の翅を上手に使って急旋回したり姿勢を変える様子も興味深い。スローモーション動画を見ているだけでも色々ヒントを得られそうに思いました。

  • 【スローモーションで見る】モンキチョウの飛翔【Chronos 2.1 Highspeed】

    カメラ:Chronos 2.1 レンズ:Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps 再生:60fps (35.7倍スローモーション)

    2021年8月撮影。ヌマトラノオに訪花するモンキチョウです。 黄色い翅の雄が白い翅の雌に求愛します。
    撮影直後にアップした動画はあまり納得できるクオリティではありませんでした。
    DNG RAWデータを再度現像し直し、アップスケール処理しました。

    ↓こちらは3年前の撮影直後にアップした動画です。

  • 訂正とおわび

    2024年9月4日のブログ記事および関連YouTube動画に種名の誤記載がありました。
    訂正のお知らせとおわびをさせていただきます。
    当初セスジスズメとしておりましたが、正しくはコスズメとセスジスズメの二種です。
    3ヶ月間、気づかないままでした。申し訳ありません。

  • 【33.3倍スロー】ニホンカワトンボ【Chronos 2.1 Highspeed】

    カメラ:Chronos 2.1 レンズ:Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:1000fps 再生:30fps

    2022年6月撮影。ひだまりでテリトリーを見張るのはニホンカワトンボ。飛び立ってもまた同じ場所に戻ってきます。茶色い翅のほうは雄、翅に白い点があるのは雌です。

    最後のシーン着地の直前に、前に行き過ぎてホバリングしながら、なんと後退します。
    前進とは違う翅の動きが確認できます。 面白かったので、少しアップにして繰り返しました。

  • 【35.7倍スロー】キタキチョウ【Chronos 2.1 Highspeed】

    カメラ:Chronos 2.1 レンズ:Micro Nikkor 105mmF2.8, KOWA LM12XC2
    撮影:2142ps 再生:60fps  2021年9月

    タヌキの溜糞に集まるキチョウ。一度飛び立っても、直ぐに元の場所に戻ってきます。狭い空間で方向転換を繰り返しているので、チョウの翅の使い方をじっくり観察できます。

    スローモーションでキチョウの羽ばたきを見ていたら、船を漕ぐオールの動作が重なって見えました。翅や身体に受ける抵抗感・・・空気の粘性は、空を飛ぶ小さな生き物にとって、我々にとっての水のような感じでしょうか。

    映像を見ているだけで飛翔の秘密は到底わかりません。もし昆虫のサイズになって実際に飛ぶことができれば、ああ、こういうことなのね、と一発で理解できるのでしょうけど。