Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

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  • 第38回SSP展「自然を楽しむ科学の眼2017ー2018」

    5月19日からの東京展を皮切りに、第38回SSP展「自然を楽しむ科学の眼2017ー2018」スタートします。一年に渡り日本全国各地で展示されます。どうぞよろしく!

  • GH5 驚異の手ぶれ補正

    28秒から53秒までの「手ぶれ補正」と「電子補正(動画)」の両方をONにした状態の手ぶれ補正効果をぜひ見てください。その前の手ぶれ補正オフとの違いは、撮った本人もビックリするほどです。

    ▲フキノトウに吸蜜するホソバキリガ。気温は10度以下で低めでしたが、夜よりは暖かいのでしょう。
    SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX (Four Thirds mount)
    ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter EC-14
    OLYMPUS Four Thirds Adapter MMF-1
    それと、EXテレコン 1.4x併用です。
    倍率低めの絵はOLYMPUSのテレコンをはずしています。EXテレコンは確かそのまま

    手ぶれ補正が効き過ぎて、最初は録画に失敗してフリーズしているのかと思いました。こんな手ぶれ補正はじめて経験します。驚きました。他のカメラも今どきはこんな感じなんでしょうか。

    ちなみに、手ぶれ補正オンオフどちらも地面に両肘をついた状態で撮影しています。
    その手ぶれ補正、ややこしいのですが、「手ぶれ補正」と「電子補正(動画)」を両方使ったときに、このおそろしいほどの手ぶれ補正が働くようです。「手ぶれ補正」だけオン、あるいは「電子補正(動画)」だけオンでは、こうはなりません。

    ただし、時々、カクッカクッと大きく動く瞬間があって、気になります。使用レンズの㎜数を変更すれば変わってくるでしょうか。
    でも、手ぶれ補正の設定画面にある「焦点距離」は、いつもグレーで変更できません。
    その日の最初に電源オンした時に「焦点距離〜mmになってるけど、これでいいの?」みたいなウインドウがでますが、いつも出るわけじゃない。
    好きな時に設定するのはどうすればいいんだろう?

    違いました。。。シグマ150mmはフォーサーズレンズゆえ、レンズ情報も読み込まれ焦点距離はグレー表示なのでした。

  • GH5 魚露目テスト

    オリンパスの12-50mmをマスターレンズに魚露目8号で撮影してみました。
    4K60P、EXテレコンなし、最望遠で、ご覧のとおりのケラレなしです。

    ▲2017年3月26日撮影

    最小絞りの22まで絞って感度は800。魚露目ではいつものことですが、せっかくの手ぶれ補正は余計ブレブレで使い物になりません。必ずオフにして撮影しましょう。
    でも、アップした動画を見ると、この手ぶれ感は4K画面ではかなりキツイはず。必ずどこかに体を押し当てるか、ダメなら最低一脚は欲しいところでしょう。

    それにしても、このOLYMPUSの12-50mmという名レンズ、ずいぶんと安くなっています。これはお買い得ですね

    でも、このズームレンズ、GH5ではちょっと要注意です。写りは素晴らしいのですが、電動ズームがNGです。動画撮影中に電動ズームを使うと、映像が妙な感じに震えます。
    これは、4K60Pで気がつく程度ですが、大画面で気持ちよく見られないとなれば、やはり大問題です。
    マニュアルズームはもっとダメです。何と表現したらよいのか、ズーム中、うんと細かいステップで、「思いっきりアウトフォーカス」と「合焦」を繰り返しているように見えます。

    これはGH4の時から気づいていた事で、GH5では一見無くなったかのようでした。
    だいぶ軽減しましたが、無くなったわけじゃなかった。
    液晶では気づきにくいので厄介です。とっても残念ですが・・・

    でも、これは、もしかしたら自分のレンズだけの問題だったりして?

  • GH5 VFRとEXテレコン

    どうしたら4K60PとVFRの切換をスピーディーにできるか考えていましたが、カメラをさわっているうちに解決しました。

    VFRの設定は常にオンにしておく
    なんてことありません。ただそれだけでよかったのです。

    4K60PではもともとVFRを選択できません。もしFHDで一度VFRの設定をオンに選択したとして、4K60Pに切り換えたときはVFRについては無視されるだけです。そして、ありがたいことに、再び解像度をFHDに切り換えると、前のVFRオンの設定は残っていて、すぐにスロー動画を撮影できるのです。ほぼ一発切換に近い方法が見つかりました。
    ただし、撮影レートは23.97fpsや30fps(スロー効果100%)にリセットされますので、再び設定し直す必要があります。ここ要注意。

    VFR撮影時のEXテレコンについて、気がついたことを書いてみます。
    GH5は4KでもEXテレコンが使えますが、その場合は1.4倍まで。
    それがフルHDなら2.7倍まで倍率が上がります。せっかくですからVFRではEXテレコンをじゃんじゃん使ってみたいですね。
    ところが、すぐにMAXの180fpsではEXテレコンが使えないことに気づくでしょう。

    最初気づいたときは、VFRではEXテレコンが全く使えないのかとチョーがっかりしてしまいました。
    でも、ちょっとレートを下げてみるとEXテレコンが使える事がわかりました。180fpsで使えないのは残念ですが、まあよかった。
    具体的には次の通りです。

    FHD60Pでは120fps(スロー効果50%)まで
    FHD30Pでは135fps(スロー効果22%)まで
    FHD24Pでは144fps(スロー効果17%)まで

  • GH5 VFRテスト

    VFR(バリアブルフレームレート)撮影 撮影フレームは180fpsです。再生は24fps

    画質は見慣れたFS700の240fpsと比べてどうでしょう。撮って出しの映像にスーパーを乗せただけの動画です。感度は800だったと思います。ノイジーなのはたぶんそのためでしょう。空を向けた時は確か200か400です。最初に液晶で見た時から色も濃くカリッとしていて、これはスゴイと思いました。でもパソコンで確認した時は、ちょっとだけ荒いかなあ、硬いかなとも感じました。といって悪いわけではありません。カメラの設定をちょっと調整してみるとよくなりそうです。

    これで高速度カメラの選択肢がまた一つ増えました。あとは何を撮るかです。身近なところに新しい発見がゴロゴロ転がっているのですから。

    FS700もRX100M4も、SONYはスローに簡単に切り替えられますが、GH5のVFRは切り替えに何ステップか必要です。
    とっさにスローで撮ろうと思った時のためには、最短コースをよく把握しておかなくては。。。