Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

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  • タマネギを拡大してみた

    中学生の頃に、タマネギの鱗片の薄皮をはいでプレパラートを作って酢酸カーミンで染色して細胞の核の観察・・・って確かやったと思いますが、よく憶えていません。いつものように顕微鏡対物レンズを使って撮影してみると・・・

    顕微鏡用10X対物レンズで撮影

    鱗片の裏側ではなく表側を見てみました。細胞の一つ一つがはっきり分かりますが、核は流石に見えません。緑色な部分を拡大していますが、さらに拡大すると葉緑体が見えてくるでしょうか。

    昔のマクロ38mmで撮影

  • ハンミョウの翅も洗浄してみた

    たぶん洗っていいものとダメなものがあると思います。
    想像通りですがチョウの翅はNGでした。
    ハンミョウの翅はOKです。

    ▲ホコリまみれになっていたハンミョウの翅ですが白い部分は割と綺麗でした。洗浄後はほぼ完全復活です。ただし、翅から生えた毛は寝たままで立ち上がりません。38mmマクロを使用、70枚から深度合成 (さらに…)

  • 標本を洗う!?

    タマムシやハンミョウの翅のアップを、それこそバカみたいに撮っておりますが、それはやっぱり満足できていないからです。もっと綺麗に写っていいはずなのに、何故かうまくいかない。これはきっとレンズの組み合わせが悪いんだろうとか、ライティングに問題があるんだとか、その都度理由付けしております。

    そしてまた撮りました!今回の改良点は標本の虫の洗浄ですが、これはいいかも・・・

    ▲タマムシの前胸背。顕微鏡用10×対物レンズ使用。
    ▲同じくタマムシ。上の写真のちょうど左隣りを撮影。顕微鏡用10×対物レンズ使用。


    (さらに…)
  • ハンミョウの翅__高画質化を確認

    OLYMPUS E-M5Ⅱのフォーカスブラケットを使っての深度合成。パナソニック100-300mmレンズのフロントにユニオン光学40倍対物レンズ(PL LWD M40X、プランアクロマート、無限遠補正型長作動距離対物レンズ)をセットして撮影しています。
    前にSSPの撮影技術で紹介した方法で撮影したものと同じ被写体で撮り比べてみると、ハンミョウの翅の表面では、六角形マスはより明確になり、穴の有無もクリアになりました。全体としての深度の幅は限定されてしまいますが、40倍のレンズを使った場合はフォーカスブラケットを使った撮影が遙かにいい結果が得られます。

    ▲ハンミョウの鞘翅表面。62枚から深度合成。

    300mmより200mm付近を使った方が画質が良さそうです。写る範囲もやや広くなって撮影しやすくなります。四隅のケラレはトリミングでカットしています。

    ブログの画像サイズでは違いが分かりにくいですが参考までに前の方式での画像です。
    こちら

    ▲こちらはモンシロチョウの鱗粉で同じく40倍対物レンズを使った画像、前翅表面の黒い点の模様付近です。以前の方式での画像

  • フォーカスブラケット

    やっとフォーカスブラケットの使い方が理解できました(海野さんありがとうございます!)。100-300mmに対物レンズをつけると何故かE-M5Ⅱのフォーカスブラケットが効かなくなる・・・と数日前に書きましたが、いやいや、やはりできないわけなかったのです。フォーカスを最短撮影位置にしておかなければならなかった、ただそれだけでした。

    ▲タマムシの鞘翅表面。10倍対物レンズ+pana100-300mm。約200枚から深度合成。

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