庄内じゃみな12月9日の晩にハタハタをいただく。大黒様のお歳夜という年中行事だ。大黒様の年越し、ということらしい。もしや・・・と思って調べてみたが、どうやら庄内だけの行事のようだ。
▲はたはたの田楽は子孫繁栄。焼き豆腐、黒豆なます、納豆汁・・・の豆づくしはまめに働けるようにとの願いからだ。この甘いはたはたの田楽はちょっと苦手。はたはたは湯あげ(湯引き?)やしょうゆ漬けを焼いたのがうまい。
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最近気づいたこと〜国交省の航空写真〜
国土交通省の航空写真画像情報所在検索・案内システム
「航空写真」をキーワードに検索すると筆頭に表示されるので、すでに有名なサイトだと思う。最近その存在を知り、書かずにはいられないほどに感激した。検索システムが今年初めに新しくなったようで、とても見やすくなっている。自分ちょっとハマってしまった。ちなみにMac環境でこのシステム、Safariではうまく動かない。FirefoxではOKだ。(のちOKになりました)自分の生まれ育った土地、現在住んでいる土地、かつて住んだことのある土地・・・
このサイトで得られる古い航空写真は、見る人それぞれの、とてもプライベートな部分を刺戟するはずだ。自分も記憶の奥に眠っていた様々な事柄が蘇った。普段自分が追い求めているものとはまた別の「写真の力」を体験して、心から感動した。検索サイトの利用規約を見ると、ダウンロードした画像は出典を記載したうえで自由に使えるとある。実に素晴らしい提案だ。画像に残された様々な情報を多くの人と共有し、後世に残す・・・とても意義深いことに思う。
▲1965年。山形市東部。画面右下に私の実家がある。ここに写っている田んぼは、現在ではおそらくすべて住宅地になってしまった。国交省 航空写真画像情報所在検索・案内システムより 画像はかなり軟調だったのでコントラストを上げている。 -
松の勧進
ZOOM H6 MSマイク12月3日鶴岡市内での録音。冷たい風が吹き荒れ、時折あられも降り、録音機もずぶ濡れになった。
毎年冬の庄内で聞かれる法螺貝の音。羽黒山の山伏が法螺貝を吹きながら家々をまわってお札を配って歩く「松の勧進」という伝統行事。
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おつかいありさん
アミメアリの動画を見ていて、「あの童謡」に歌われているのはこのアリじゃないかと思った。自分の記憶だと「ありさんとありさんがごっつんこ」「あっちいってちょんちょん、こっちいってちょん」な歌詞のあの童謡・・・
恥ずかしいことに歌のタイトルも知らなかった(あるい記憶から消えてしまった?)ので、調べてみるとWikiに詳しい情報があった。タイトルは「おつかいありさん」、NHKラジオの歌番組で生まれたものらしい(Wikipedia「おつかいありさん」より)。
おつかいありさんの歌詞は、さすがに誰もが知っている童謡、ネット検索ですぐに調べられた。自分の記憶しているものと微妙に違っていたがそんなことより、シンプルで素晴らしい詩にあらためて感激した。(J-Lyric.netというサイトのものを紹介しようと思ったが、そこにコピー禁止とあったので控えよう)
正直に言うと、これまでこの歌は、ただほのぼのとした童謡としか捉えていなかった。関根榮一さんの詩には、しっかりと正確にアリの動きがとらえられている。自分は撮った動画を確認するまで、こんなにぶつかりあっているとは気がつかなかった。