Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

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  • 第34回SSP展

    早くお知らせを入れるはずがうっかりしました。昨日5月17日より今年度のSSP展スタートです。
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    今年は「ミヤマクワガタの触角」を出展しております。

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    ▲SSP展は全国10ヶ所で開催されます。機会がありましたら、ぜひごらん下さい。

  • 本格的な雪

    東京から戻ると鶴岡はもうすっかり雪景色。先週降った雪より、何だか本格的な降り方になりそうな予感がしました。
    一昨日朝に羽越線の車窓から見ていた景色は薄暗い雨降りで、新幹線で群馬に入ったところで真逆の雲1つない青空に180°切り替わり。
    2日青空の下で過ごして、すっかり感覚が鈍ります。こちらが私の日常の世界なのに、別世界にきた感じがしました。

    実を言うと年々雪がイヤになっていたりして、
    青空の方がいいのはもちろんですが、雪国に住むものとしてはそれじゃ少々マズイのです。
    元のような感覚に、ここらでまたリセットしなくちゃ・・・本気でそう思います。
    まずは仕事の方から

    ▲使い始めの60mmマクロでナナカマドナンテンと雪。絞りは開放の2.8で。
    海野さんがとにかく開放に限るとおっしゃっていましたが、なるほど早速分かってきました。 (さらに…)

  • 月山

    全体がすっかり雪におおわれて、月山はもう完全に冬の山。
    夕日をうけて神々しく輝いています。月山は確かに神様の宿る山です。

    ▲何気なく撮影していたら、頭上をハクチョウが通過していきました。
    あの方角、一体どこに寝ぐらがあるのだろう?
    それがわかれば、今日は小さくしか撮れませんでしたが、どこか別にハクチョウのお帰りコースと月山がうまく重なるポイントが見つけられるでしょう。天気もあるしやっぱり難しいかな?

  • ついに眼鏡を!

    画像検索のメールをいただいて、ちょうどありそうな画像だったので、すぐに送ったのですが、なんと欲しいのはそれではないとのお返事。メールで依頼されたのは「牛の授乳シーン」だったのに、私はそれを「搾乳」と、よりによって漢字の難しい方に間違って読んでしまったのです。これはイカンことです!少しずつ悪くなっている眼だけど、遂にそんな問題を起こすまでに・・・最近、左の乱視でものが見えにくいと感じる事が多くなってきました。

    そして突然閃きました。ここはひとつ眼鏡を始めてみよう・・と。
    そう思ったら早かったです。午前中のうちに眼科で処方箋を作ってもらって、昼にはお得なメガネ屋さんに注文に。
    乱視のある左目は、視力0.3にまで落ちていました。

    ▲10代の頃は左右共に2.0な時もあったのに・・・
    手元が見えにくく、もしや老眼かと覚悟していたのですが、それも乱視の影響だったようです。

    そうと決まれば、もう一刻でも早く眼鏡ライフをスタートさせたいけど、眼鏡到着は一週間後とのこと。
    楽しみに待つとしましょう♪

  • 路傍の昆蟲

    家の古本を整理していたら、スゴイ本が出てきました。

    ▲11㎝×15㎝と小さな本です。背表紙のタイトルはかすれてよく見えません。
    随分古そうな本と思いながら開いてみて、いやいや驚きました!
    「路傍の昆蟲」という昭和15年(1940年)発行の、なんと昆虫の生態写真集でした。
    著者は石澤慈鳥とあります。

    ▲イボタガのページ。驚いたことに、画像には必ず撮影日が記されています。
    そして後半部には全ての種についてしっかりと解説・・・戦前にこんな素晴らしい生態写真本があったとは驚きです。
    さらにびっくりしたことに、著者の石澤慈鳥さんは山形県出身、私の大先輩じゃないですか!
    農林省で鳥の研究をされていた方だそうで、この本は自宅近くの昆虫たちを撮影したものということです。
    東京都内でしょうか?

    ▲目次の一部。この虫のラインアップは今見てもとっても魅力的です。

    昭和10年代、いったいどんなカメラで撮影したものでしょう。
    それより、こうした本を作ろうとされた姿勢が、なんと尊く感じられます。

    「・・・場所は自分の住んでいる家の周りや集落*付近だけでも充分である。観察は四季を通して行い、各自の集落*付近の昆虫暦を作ってみることも有益である。またカメラを所持する人は人物や風景ばかり撮影していないで、昆虫の生態などにもカメラを向けられるようにおすすめしたい。」(はしがきより)
    まるで最近のブログのすすめか何かのようです。
    昭和15年という時代に、カメラを持って自然を見つめようと呼びかける方があったとは・・・

    路傍の昆虫というタイトルも実に洒落ています。すごくいい感じ・・・すっかりお気に入りとなってしまいました。
    以前から自分のブログはタイトルがよくないと言われていて、何かいい言葉を浮かんだら変えたいと思っていましたが、今がその時、そう感じました。今日からブログのタイトルを「ろぼうの虫と」と変えることにしました。

    ※ろぼうを漢字にしてみたり、「たち」を入れてみたり、少しずつ変えています。
    しっくりくるまでは、まだしばらくかかるかもしれません。