注文していた本が届きました。
石井象二郎著 わたしの研究 イラガのマユのなぞ (偕成社 1989)
先日、海野さんに教えてもらった本です。 届いてすぐに開いた本の中には、繭の切れ込みのこと、繭の模様のでき方など、私の知りたい情報が詳しく書かれてありました。私って本当に勉強不足。こんな素晴らしい本があったことを知らずに色々書いていたとは・・・
特に模様のつきかたについては、私自身の3回に渡る観察も見直さなくてはならないと思いました。 2回は長時間に渡って記録したビデオテープがあります。 土曜日の伊丹に向けての準備中で今はそれどころじゃありませんが、戻ったらあらためて映像を分析したいと思います。
3日連続でよく晴れてます。 この滅多にない状況は、関東や長野県中部ではカミユキとなって現れたようで、毎度の事ですが、全国ニュースの騒ぎを見て「何だかなあ・・・」な感覚におちいりました。こちらがいい天気で穏やかに過ごしている様子は、報じてもらうこともないんでしょうねえ。 こんなに晴れるのは驚くべきことなんですよ! そもそも地理の教科書に習ったとおり、鶴岡はどっぷり日本海岸式気候(日本海側気候)。 冬には、全国的な天気の話題とはだいぶ遠いところにあるようで・・・
ともかく、雪はだいぶとけました。お日さまは偉大です! 得意げに軒先にカンジキをかけて写真を撮ったところ、翌日、遠方に出かけたときに持ち出すのを忘れてしまいました。 我ながらマヌケでありました。
オニグルミに見つけたクスサンの卵塊
中の一個をアップで撮影してみました。 17枚の画像から深度合成しています。
この倍率でも表面はつるっとしているようですが、よく見るとそうでもないようです。 以下2枚、上の画像の部分アップです。ピクセル等倍表示
直径3cmのCマウントの接写リング いつまでも白い文字がくっきりしているなあと思ったら・・・
アップで見ると、こんな事になっていました。 なるほどなあ・・・白く塗られていたのではなく、彫ってあったんですね。 何だか汚れがたまっていて汚く見えますが、グリスが残っているのかも知れません。
雪の上に多かったですが、木にのぼっているものもたくさんいました。 幹についた菌類や藻類を食べに上がってきているようです。
かなりアップに撮れて喜んでましたが、パソコン上で拡大するとどうも像が甘い感じがします。 トビムシの体表がつるっとしているためかも知れませんし、ストロボを使っていても高倍率ゆえぶれている可能性もあります。絞り浅めですが、それでもやっぱり回折現象が出ているのかも知れません。そうなると倍率を落とした方が結果良しなのか?その辺りのバランスが結構難しい・・・ 脚先はヤリのように尖っています。浮いている脚を見ると、二股になっているようにも見えます。