Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

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  • ありがとう Steve Jobs・・・

    http://www.apple.com/jp/stevejobs/

    残念なニュース! 56才だったそうです。
    心からご冥福をお祈りします。

    1999年にPower Macを買った頃には、すっかりMACに夢中になっていた自分。
    あとになって知ったけど、JobsがもどってAppleが奇跡的な復活劇をはじめた頃だったんだねえ。。。

    iMovieとiTunesが登場した時の衝撃は忘れません。
    たくさんの夢を、本当に、本当にありがとうございました!

     

    極楽蜻蛉さんの記事、必見です! >>>こちら
    若きジョブズの姿が実にいきいきと紹介されています。

  • トビケラsp. 孵化直後の幼虫

    自宅に持ち帰ったトビケラの卵を写真&ビデオ撮影。
    当初はモリアオガエルのように、ゼリー物質からしずくと共に落下して池に入るのかと予想していましたが、そうではありませんでした。

    ↑右側に抜け出した1匹の姿が見えます。

     
    幼虫は、ゼリー物質の側面からはい出してきました。そして、適当な場所から自ら飛び降りていきました。

    たぶんエラ呼吸なんだと思いますが、体が乾いちゃったらマズイだろうと心配になるくらいよく歩きます。
    落下しても水に入れるとは限らないのでしょう。

    ただし、この撮影は室内ゆえ、テーブルの上を歩きまわっているという図は撮りませんでした。

  • 月山に雪

    前日の10月3日、上空を寒気が通過。月山も鳥海山も初冠雪だったそうです。
    平年より大分早いらしい。。。

    この日はよく晴れて真っ白に雪をかぶった月山が現れました。

  • 「いたこんでフォトコン」募集について

    伊丹市昆虫館のフォトコンテスト
    「いたこんでフォトコン」の募集要項が公開されました。

    募集期間は10月3日〜11月21日です。

    審査委員長は私、高嶋がつとめます!
    日本全国から作品を募集します。

    ふるってご応募下さい。

     

    詳しくはこちら

     

     

  • 夜の鳴く虫〜津波被災地にて〜

    8月は結局一度もボランティア活動に参加しないまま、31日をむかえてしまいました。
    空いた時間とボランティアのニーズがかみ合わず、といっても、このままでは気になるいつものポイントの環境の変化も見ないまま。。。これではいけない!

    特に気になるのが秋の鳴く虫です。

    被災前にどんな虫たちが鳴いていたのかも知りません。
    でも、少なくとも、津波をかぶった頃は卵だった直翅類が成虫にまで育った様子を確認したいと思いました。

    トンボは見落としてしまえばそれまでですが、鳴く虫なら耳をすませてその場に立っていれば、生き残っている種類がわかります。調査しやすい対象と思います。

    日没の時間に合わせて現地に向かいました。
    そこで山形の永幡さんと合流。

    いまだ幹線道路沿いの外灯も復帰しない闇の中、降るような星空のもとで虫さがしを開始しました。

    1ヶ所目に聞いた鳴く虫の声
    カンタン、ハヤシノウマオイ、ヒメクサキリ、セスジツユムシ、エンマコオロギ、(ハラ?)オカメコオロギ、ツヅレサセコオロギ、ミツカドコオロギ、オナガササキリ、ウスイロササキリ、マダラスズ、シバスズ?

    写真はカンタンとセスジツユムシ
     

    録音した音は、ずいぶん久しぶりにPodcastにアップしました。>>>http://itunes.apple.com/podcast/id202445955
    (1)の方です。
    種類数は十分と思いますが、やっぱり絶対数は少なく感じました。
    夜空の満点の星のように、圧倒されるようなボリューム感を期待したのですが、私の予想はかなり甘かった。。。
    7月にカマキリやヒメギス、イナゴなどの幼虫を次々に見つけていたので、卵越冬のもの達は案外強いんだと早合点してしまったようです。
    あれだけの津波被害を見ていて、どうかしていました。

    ところで、スズムシもいてもいいはずだけど・・・すると永幡さんが、先程までいた場所でそれらしき声を聞いていたとのことで、そちらに向かうことにしました。
    その移動中にもスズムシの声は聞こえ始め、目的のポイントも美しい鳴き声につつまれていました。

    LEDライトで鳴き声のする方を照らしてハッとしました。
    そこには鉄筋コンクリートのがれきが山のように積まれていたのです。
    スズムシはよく伐採木を積んだような場所にまとまっていたりしますから、確かに好みそうな環境ですが、夜の闇に突然現れたがれきの山に衝撃を受けました。

    海岸がすぐ側のこの土地では建物は全て流され、多くの人命も奪われたとのこと。
    何も残っていない真っ平らな地面を前に、かつての様子を想像することもできません。

    もし自分が無念な気持ちを残して死んでしまったとしたら、私の魂は夜の虫の音を聞くことができるだろうか。
    スズムシのやさしい音色は、どう耳に響くだろう。
    悔しさがこみ上げてくるだろうか、美しい音色に心を委ねるだろうか。

    どうせなら、うるさいくらいに賑やかな声でやって欲しいのではないか。。。

    鳴いてはいるものの、数は少なめでやっぱりちょっと寂しく思いました。8月末は、もっとも数の多くなる時期と思います。エサ不足で成長が遅れている可能性もあるでしょうか?

    スズムシの声はリンク先の(2)の方です。>>>http://itunes.apple.com/podcast/id202445955