11日からだったのですが、告知を忘れてしまいました。
以前、紹介しました無料のiPhoneアプリ「くらしのこよみ」で、現在は二十四節気「芒種」、七十二候「腐草為蛍」がアップされています。ここで表示されているゲンジボタルの光の軌跡が、当方提供の画像です。
15日まで表示、あと3日で次の候に移ります。
「腐れたる草 蛍と為る」
この表現の素晴らしさに本当に驚かされます。
今の季節、草が茂って、奥の方の草はじめじめと腐ったようになってきます。
まさに「今」が見事に表現されていると思います。
11日からだったのですが、告知を忘れてしまいました。
以前、紹介しました無料のiPhoneアプリ「くらしのこよみ」で、現在は二十四節気「芒種」、七十二候「腐草為蛍」がアップされています。ここで表示されているゲンジボタルの光の軌跡が、当方提供の画像です。
15日まで表示、あと3日で次の候に移ります。
「腐れたる草 蛍と為る」
この表現の素晴らしさに本当に驚かされます。
今の季節、草が茂って、奥の方の草はじめじめと腐ったようになってきます。
まさに「今」が見事に表現されていると思います。
くらしのこよみというiPhoneアプリがあります。最近知ったばかりですが、とってもいいソフトなので、オススメします。
これは「二十四節気」と「七十二候」に沿って季節を紹介しているカレンダーソフト。
実はこれまで何度も、自分のブログにも二十四節気を毎回取り上げて、その素晴らしさを紹介するような記事を書いてみようと思ったことがありました。でも、思うだけで実行できていません。
くらしのこよみは、先日開発元から画像の貸出依頼が来て、はじめて存在を知りました。こんな楽しいものがあるのなら、もうブログに書く必要もありません。とっても素晴らしいソフトです。無料ソフトですので、iPhone、iPod Touchを持っている方、ぜひ試してみて下さい。iPadアプリもあります。
ちなみに現在は、二十四節気の第八「小満」 第二十二候「蚕起食桑」。内容を見ると、まさに今の季節を見事に表していて、本当に驚きます。
何か運命的な縁を感じて(たぶん私の片思い)宮城県某所に震災後一月半経った頃から通っています。
→4月27日の記事
といっても、今回はまだ3回目。
朝8時からボランティア活動に参加するその前に、早朝、かつてヒヌマイトトンボを撮影した川岸に向かいました。
川岸のアシは私の膝くらいの高さにまで成長しています。
7年前の画像と比べてみると、やはり範囲が狭く感じますが、ひどい津波をまともにくらったのですから、当然のことでしょう。そもそも、川岸が削られたのか川幅が広がっているようにも見えます。
川岸を歩き始めて間もなく、5cmほどの生きものがアシの隙間を
カサカサ音を立てて歩くのが見えました。
ひどく驚きましたが、そっと近づいて正体を確認すると、それは一匹のカニでした。
クロベンケイガニ。汽水域に暮らす生きものです。
前にも気になった、土手にあいたたくさんの穴の主はこのカニとわかりました。生きて歩いている姿を見ると、何とも嬉しくなります。
当然川岸の土砂も巻き込みながら津波は通り過ぎていったはずです。何とたくましい連中でしょう。
付近の植物たち。左からノウルシ、スイバ、タンポポ
植物の様子を見ていると、やはり土壌の栄養の少なさが感じられます。
4月末に最初に訪れたときは、結構早く緑に覆われる日が来るんじゃないかと思いましたが、今回は、 そう簡単な事ではなさそうだと感じました。雨があれば違ってくるでしょうか。
イタドリには小さなケアリがたくさんついていました。
アブラムシがいるのかと思いましたが、それらしきものは見えません。
たぶん、分岐部にある蜜腺に集まっているのでしょう。
この日、この場所で見た昆虫はこれだけ。
朝6蒔頃、うすく雲があったため、たとえ昆虫たちがいたとしても、活動前でした。日中、ボランティアで泥出し作業をしている時間は、穏やかに日が差して気持ちのいい一日でした。
ここは津波の被害が特に大きかった場所で、日中はまだ自由に入ることのできません。7月になっても状況は変わらないかなあ。。。
海岸から1.2km地点では、フジの花が咲きはじめていました。スギの下の方に長いつるが何本も見えていますが、これもフジでしょうか。
土がむき出しになっている部分は、津波の襲撃をもろに受けています。だいぶ海岸から離れていますが、まだ高さ4〜5mありそうです。