
伊丹市昆虫館のフォトコンテスト
「いたこんでフォトコン」の募集要項が公開されました。
募集期間は10月3日〜11月21日です。
審査委員長は私、高嶋がつとめます!
日本全国から作品を募集します。
ふるってご応募下さい。
詳しくはこちら

8月は結局一度もボランティア活動に参加しないまま、31日をむかえてしまいました。
空いた時間とボランティアのニーズがかみ合わず、といっても、このままでは気になるいつものポイントの環境の変化も見ないまま。。。これではいけない!
特に気になるのが秋の鳴く虫です。
被災前にどんな虫たちが鳴いていたのかも知りません。
でも、少なくとも、津波をかぶった頃は卵だった直翅類が成虫にまで育った様子を確認したいと思いました。
トンボは見落としてしまえばそれまでですが、鳴く虫なら耳をすませてその場に立っていれば、生き残っている種類がわかります。調査しやすい対象と思います。
日没の時間に合わせて現地に向かいました。
そこで山形の永幡さんと合流。
いまだ幹線道路沿いの外灯も復帰しない闇の中、降るような星空のもとで虫さがしを開始しました。
1ヶ所目に聞いた鳴く虫の声
カンタン、ハヤシノウマオイ、ヒメクサキリ、セスジツユムシ、エンマコオロギ、(ハラ?)オカメコオロギ、ツヅレサセコオロギ、ミツカドコオロギ、オナガササキリ、ウスイロササキリ、マダラスズ、シバスズ?
写真はカンタンとセスジツユムシ

録音した音は、ずいぶん久しぶりにPodcastにアップしました。>>>http://itunes.apple.com/podcast/id202445955
(1)の方です。
種類数は十分と思いますが、やっぱり絶対数は少なく感じました。
夜空の満点の星のように、圧倒されるようなボリューム感を期待したのですが、私の予想はかなり甘かった。。。
7月にカマキリやヒメギス、イナゴなどの幼虫を次々に見つけていたので、卵越冬のもの達は案外強いんだと早合点してしまったようです。
あれだけの津波被害を見ていて、どうかしていました。
ところで、スズムシもいてもいいはずだけど・・・すると永幡さんが、先程までいた場所でそれらしき声を聞いていたとのことで、そちらに向かうことにしました。
その移動中にもスズムシの声は聞こえ始め、目的のポイントも美しい鳴き声につつまれていました。

LEDライトで鳴き声のする方を照らしてハッとしました。
そこには鉄筋コンクリートのがれきが山のように積まれていたのです。
スズムシはよく伐採木を積んだような場所にまとまっていたりしますから、確かに好みそうな環境ですが、夜の闇に突然現れたがれきの山に衝撃を受けました。
海岸がすぐ側のこの土地では建物は全て流され、多くの人命も奪われたとのこと。
何も残っていない真っ平らな地面を前に、かつての様子を想像することもできません。

もし自分が無念な気持ちを残して死んでしまったとしたら、私の魂は夜の虫の音を聞くことができるだろうか。
スズムシのやさしい音色は、どう耳に響くだろう。
悔しさがこみ上げてくるだろうか、美しい音色に心を委ねるだろうか。
どうせなら、うるさいくらいに賑やかな声でやって欲しいのではないか。。。
鳴いてはいるものの、数は少なめでやっぱりちょっと寂しく思いました。8月末は、もっとも数の多くなる時期と思います。エサ不足で成長が遅れている可能性もあるでしょうか?
スズムシの声はリンク先の(2)の方です。>>>http://itunes.apple.com/podcast/id202445955
昆虫スロー映像カタログ作成中!
まだ今月新規撮影分だけですが、順次アップしていきます。
SA2では、AVIやQuicktimeといった動画をはじめ、JPEGやTIFFなどの画像でも記録できます。ですが、私は毎回RAW形式で記録しています。RAWだからといって、普通デジカメでできるような幅広い露出調整はできませんが、記録形式の選択に迷うことなくまず撮って、あとでFASTCAM専用ソフトPhtron Fastcam Viewer(PFV)で様々な形式に書き出すことができるのがありがたいところ。
RAWから動画へ書き出す過程でJPEGに書きだしたものをリサイズして並べてみました。トノサマバッタのジャンプです。秒3000コマでの撮影のものを10コマごと抜き出しています(画像にカーソルをかさねると、ファイル名が表示されます)。実際にはもっと細かく撮れているというわけで、おそるべし秒3000コマ!









しかし、1枚の写真としてどうかというと、トノサマバッタは全コマブレブレです。サムネイルからもブレ具合がわかると思います。1/3000秒で写真を撮っては、全くとまらないことがイヤというほど分かる結果ですね。
そもそもオリジナルサイズが1080×1080ピクセル(約100万画素)ですから、単写真としては残念ながらNG。こんなふうに、連続写真で並べることでようやく価値が生まれます。
ちょうどこんな画像を見ていたところでしたので、先日の海野さんの小諸日記、クルマバッタモドキのジャンプには、えらく驚きました。先生、さりげなく載せておられますが、私はこれまで見たことのないタイプの写真に本当にビックリ!!いったいどうやって撮られたのでしょう???
ご本人に電話で伺って、なるほどと納得しました。スチルカメラもおそるべし!