Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

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  • 止まった時計を動かそう


    自室で作業中、ふと気がつきました。時計の音が消えている・・・見上げて胸がズキンとなりました。なんと、あの地震があった時間に、私の時計も止まったのです。鶴岡に移ってから愛用している、おそらく最後の世代の振り子時計。

    地震の揺れが振り子の揺れを相殺して、停めてしまったのです。揺れの時間は相当に長かったですから、こんなことも起きてしまうわけです。

    時計を早く動かさなくっちゃと思いました。私の気持ちもどこか止まったまま。それを時計にたしなめられたような気がしました。1枚写真を撮って、日付・時間を修正、ふたたび振り子を揺らしはじめました。

    今日は室内の暖房をとめて節約しています。足下には湯たんぽ、外出用の格好で、なんだ全然オッケーではないですか!

  • 無事にいます

    鶴岡も揺れましたが、幸い私の家周辺は無事です。
    山形県内の大部分が停電していますが、ここは今のところ電気・ガス・水道すべて問題無しです。電話は繋がりにくい状況ですが、一眠りしたのち、ネットに繋がったことに非常に驚いています。

    仙台の友人たち、どうしてますか?
    しばらくは、幹線道路も渋滞が続くんでしょうし、ガソリンの供給はどうなるのでしょう。何か助けになりたいけど今は動いてはいけない。

    ああ・・本当に本当に、ひどいことになってしまいました。

  • 月山道の雪崩

    鶴岡への戻り途中、月山道が雪崩で通行止めとの情報・・・
    もう高速に乗っていて西川料金所を通過しようというところまで来ていました。
    この時点ではまだ高速は通行止めになっていなかったので、Uターンする機会を逃し、終点まで走るはめに。まあいいや。もしかしたら撤去作業が進んでいるかも知れないし。

    月山ICに着いて驚いたことには、現場はすぐそこ。
    警察車両やレスキュー隊も待機していて、除雪車の作業を見守っています。
    状況を確認したかったですが、すぐに戻り方向に誘導されてしまいました。

    大井沢まで来て、新庄周りで鶴岡に帰らなければならないとは、ちょっとため息が出ます。それに意外に早く復旧が進んだりするかも知れません。現場が見える対岸にのぼって様子を確認してみることにしました。
    そして、そこでようやく、恐ろしい現場の状況が見えてきました。

    ↓さらに詳細の見える画像です。

    ニュースによれば30mに渡って、最大5mの雪でおおわれてしまったそうです。
    幸いにして巻き込まれた車はなし。本当に良かったです。

    同じ場所から雪崩の危険箇所が何カ所も見えます。
    表層雪崩ではなく、全層雪崩。今も2m以上ある雪の層が一気に落ちてきたら、大変なことです。

    今年はどこも積雪が多いので、みなさん、十分に気をつけていきましょう!

    現場の安全が確保されるまで当分通行止めは続くようです。
    28日14時にいたっても、まだ復旧していない模様。

    6日より開通しました。
    ただし、夜7時〜朝6時までは引き続き通行止めですので、ご注意を

  • 冷たい雨

    早朝から雨になりました。
    昨日までの高温状態を考えると、もしかしたらアカガエルが騒ぎだしているかも知れません。
    朝飯を食べるとすぐに出かけてみました。

    でも、やっぱり空振りです。この日の雨はちょっと冷たすぎました。カエルの姿は全くありません。
     

    でも、雨は雪を確実に解かしてくれています。ここ数日で、ずいぶん雪が消えました。
     

  • マルトビムシの一種

    天気は悪くとも、気温は高めで5℃以上にあがりました。
    そのためでしょうか。少し前から気になっていた雪の上のマルトビムシが、この日は特にたくさん雪上を歩いていました。

    黒い点はすべてマルトビムシ。たぶん同じ種類と思われます。
    広い雪原のどこもがこんな密度。全体の数は・・・想像するだけで恐ろしくなります。

     
    お腹側から見ると、巨大な跳躍器が見えます。
    コレをバネのように使って、数10㎝ジャンプします。体長1mmほどの虫が!

    雪の上の落ち葉には、特にたくさん集まっています。肉眼ではよく見えませんが、落ち葉を食べているようです。

    後ろから見た姿に思ったこと。「あれ〜!しんちゃん!」
    ほっぺの感じです。似てないですか?
     
    てくてく歩いている姿も、結構カワイイ。

    雪の上のゴミをせっせと食べてくれる、ありがたい連中です。

    まん中の一匹が食べているのは、仲間の死骸でしょうか。