2021年7月22日撮影の素材から再現像・アップスケール
小諸の海野さんのお庭で撮影しました。朝、日当たりのよい場所に陣取ってテリトリーを見張るシオヤアブです。近くを通るものがいると、さっと飛び立ち追いかけて、また同じ場所に戻ってきます。0:45 わずかな羽ばたきで空中に浮かび緩やかに方向を変えながら上昇していきます。なんと優雅な飛翔でしょう。惚れ惚れします。
2021年7月25日撮影の素材を再現像・アップスケール
カナブンなどハナムグリのなかまは、前翅を使わず後翅だけを広げて飛びます。といっても前翅は全く働いていないかというと、スロー動画を観察すると、後翅の羽ばたきの補助的な動きをしているようにも見えます。前翅の縁の独特のカーブもそのためにデザインされているのでは?
7月後半、河原のヤナギを見て回ると、ゴマダラカミキリが多くとまっています。数匹持ち帰って、庭のケージで飛び立ちを撮影しました。前半2カットの触角の長いのは雄、後半2カットは雌です。カミキリムシは、6本の脚を大きく広げた姿勢で飛びます。 特に中脚と後脚の間を大きく開けていて、後翅がぶつからないようになっています。
たまに背景に見える線はカメラのノイズではありません。ケージのネットです。
2022年10月14日撮影の素材を再現像・アップスケール
梨畑の隅に捨てられ腐った実の山にヒメスズメバチ、モンスズメバチ、アカタテハ、キタテハ、ハエもたくさん集まっていました。甘酸っぱい匂い、小春日和の暖かい日差し・・・ずっとそこにいて、もっとたくさん撮影すればよかったなあと思いながら再編集しました。
2022年7月5日撮影の素材を再現像・アップスケール
クロイトトンボの連結産卵。次々に場所を変えて産卵していきます。 スロー映像で見ると、飛び立つときは、後ろの雌が先に羽ばたきをはじめ、前の雄が続いて合わせているのがわかります。そして着地するときも雌が先。レディーファースト徹底しています。産卵中のペアの周りを、ぐるり円を描くように飛ぶ一匹の雄。邪魔したいけど、どこか控えめ。ダイレクトにぶつかったりするのは無粋なんでしょうね。