一昨日、昨日と悪天候が続き、予報では久しぶりの晴れ。 迷わず朝からでかけたのだが、期待したような成果が得られなかった。 何しろ気温があがらない。 お昼まで見ていたが、咲いた花は2、3割くらい。 ギフチョウの飛ぶ姿もついに見ることはなかった。
こちらの雌は、21日に永幡さんが見つけたまま、ほぼ同じ場所にとまり続けているらしい。 交尾嚢もつけておらず、3日間ほとんど何も動きがないと見てよさそうだ。 E-520 シグマ150mm
先んじて緑をひろげたブナに続いて、他の木々の芽吹きが進む。 茶色っぽいのはケヤキが多いのだろうか。 イタヤカエデらしい一際鮮やかな黄色も目立ってきた。
E-520 マクロ50mm シグマ150mm
庄内でギフチョウの新鮮な個体を撮影しようと思ったら、 今は少々山の中に入らなければならない。 綺麗なカタクリと、傷のないギフチョウの組み合わせは、なかなかチャンスが少ない。 祈るような気持ちでシャッターを切る
スギタニルリシジミも吸蜜。 この個体は受粉にあまり協力的ではない。
今年はずいぶんたくさんカタクリを見た。 それでも、本当にキレイだなあと思える花には、最後になって ようやく出会えた。 E-520 シグマ150mm
赤かぶの産地では、花が綺麗に咲きそろっている。 アブラナとほとんどみわけがつかないのだが、この辺りに見られるものはほぼ100% カブと思って間違いない。 ここではカブの品質にとても気を配っているから、ナノハナが入ったりしたら一大事なのだ。
日没近く、花にとまって休むスジグロシロチョウを見つけた E-520 9-18mm シグマ150mm
晴れたけど気温があがらない。 今日はこの地でカタクリの開花の連続カットを狙っていたのだが、 開ききらないので失敗だった。かなり悔しいけど、 まあ、こんな日もある。。。
ギフチョウも一度出てきてくれたけど、近づいても逃げない。 見ると、朝のガのように、ブルブル体を震わせている。 日光浴だけでは体温が上がらないのだ。 こんな姿はあまり見ない。 あとで調べたところ気温は10度を超えなかったようだ。
ブナの花がイイ感じで咲きそろっていた。 これは収穫だった。