Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 植物

  • ミズバショウ

    大山 上池のほとりにあるミズバショウ群落。
    早くも開花が始まっていた。
    P4058119

    今日もロケ隊と一日取材。
    ところで、その番組とはNHKの「熱中時間~忙中趣味あり~
    私の録音の趣味を番組で紹介していただくことになりました。放映は6月の予定。
    ロケの日程は、春のいい季節をという私の希望を優先にしてもらいましたが、
    あまりにどんぴしゃだったので、自分の仕事の方も気になって困りました。
    何しろ、ディレクターのKさんは自他共に認める「晴れ女」!
    ロケ初日から、春が加速度的に進んでいく気がします。。。

    高館山の春がどんどん進んでいるのを横目に見ながら
    今日も一日が終わろうとしている。
    P4058122
    E-520 9-18mm

  • 晴れても寒い一日

    よく晴れたが、どうも気温が上がらない。
    最高気温は7、8℃くらい。こんな日が続いている。
    今年はまだ、モンシロチョウもモンキチョウも見ていない。

    ユキツバキが多い林。
    ヤブツバキは見上げるような高さになるが、ユキツバキは低い。
    積雪のある土地に合った樹形なのだ。
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    キクザキイチゲは半開きだが、ショウジョウバカマは寒くても開いている。
    まだ茎がのびず、花は低いところで咲いている。
    右はビロウドツリアブ。日なたぼっこしているアブをよく見る。
    4 12

  • 春の飛島

    急に思い立って、飛島の様子を見に行くことにした。
    この時期は一日一往復のみで、島に滞在できる時間は2時間ちょっと。
    それでも日帰りすることにした。

    酒田港では小雨が降り出し、カッパを入れてこなかったことを悔やんだが、
    沖に出ると青空が広がっていて、何だ大丈夫じゃないかとちょっと安心したのだが、
    P3307647 P3307658

    飛島に近づくにつれ雲が張り出してきて、到着時は雪が本降り。
    何というか最大級の歓迎を受けてしまった。
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    でも、時間は限られているから、とにかく思っていた方角に歩き始める。
    毛糸の帽子を持ってきたのは大正解だった。
    嬉しいことに、雪はすぐにやんで、晴れ間が出てきた。
    雪もあっというまに消えた。
    P3307757

    海岸近くだけしか見ていないが、ツバキはヤブツバキばかりであった。
    右の写真はスズランだろうか。スズランは有毒だから要注意だ。
    最初、ギョウジャニンニクと思ってしまったのだが、どうも違う。
    バイケイソウやシュロソウにも似ているように思う。
    いずれにしても、食べたら具合が悪くなるのは間違いない。
    危ない危ない
    P3307688 P3307746

    歩いた先で見た春の林床の植物で、すごかったのはキクザキイチゲくらい。
    カタクリは一輪も見なかった。
    本当はもっと色んなものに出会えるつもりだったので、見事に空振りだ。
    でも、キクザキイチゲの数はなかなかのものだった。
    鶴岡あたりと同様、白と青が見られる。
    でも、気温が低く、晴れても花が閉じたままだったのはやはり残念。
    P3307755 P3307760

    夏の日帰りと比べて、やっぱり時間がなさ過ぎる。
    ハイキングなら適度のものかも知れないけれど、
    写真撮りには倍は時間が欲しかった。やはり一泊の予定で来るべき。

    帰りの船からは、鳥海山もよく見えていた。
    P3307851
    E-520 9-18mm マクロ50mm

  • 雪のなか植物たちは

    鶴岡に戻り、またミスミソウのポイントに向かった。
    25日の雪より、更に深い。

    フクジュソウもすっぽり雪におおわれていた。
    P3297352

    ちょっと印象的なミスミソウがあった。
    花は閉じているけれど、雪の中からポンと顔を出したような形で、
    確かに雪割草という名を彷彿とさせる姿だった。
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    エンレイソウと、シロキツネノサカズキモドキ。
    エンレイソウの葉はちょっと寒さにやられてしまったようで、
    所々黄色く変色していた。
    P3297495 P3297514
    E-520 9-18mm マクロ50mm

  • 雪割草

    ウメ同様、雪と共に撮りたかったのが地表の植物たち。
    特に、雪割草とも呼ばれるミスミソウだ。
    雪の中から雪を割って出てくるわけではないことは、最近見ていてよくわかった。
    では、どうしてこんな名前がつけられたかというと、
    この時期はまだ雪が降るから、花が咲いたところに降った様子が
    印象的だったのではないかと思う。

    それで、すごくキレイなんじゃないだろうかと、密かに期待していたのだ。
    梅林公園のウメを撮り終え、一路、ミスミソウの咲く林に向かった。

    まずはキクザキイチゲにフキノトウ。
    一見キクザキイチゲは寒さでしおれたようになっているが、ちゃんと復活するはず。
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    E-520 シグマ150mm

    そしてミスミソウ。
    雪が少なくて、ちょっと中途半端な感じになってしまった。
    花は閉じることはないようだが、こちらは何だか寒さに負けているような印象もある。
    雪の中でも凛として咲いているようには、残念ながらうまく撮れなかった。
    4枚目はオウレン。
    P3256756 P3256778

    P3256808 P3256783
    E-520 マクロ50mm