Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 植物

  • コシノコバイモ

    昨年初めて見て時に、春のお気に入り植物でいきなり上位に位置してしまった
    コシノコバイモ。
    昨年は4/2に見たのだが、その時と同じ場所で、今年はこんなに早く咲きそろっていた。
    P3185382

    図鑑を見ていて知ったのだが、クロユリも同じユリ科バイモ属だった。
    確かに、どこか似た雰囲気がある。コシノコバイモの方がずっとかわいいけれど。
    P3185362
    永幡さんも書いていたけれど、畑を縮小して下草刈りをしなくなってしまって、
    このまま放っておいたらマズそうな状況だ。
    私も何とかしたいと思う。

    こちらはカタクリの種からの芽吹き。
    6月くらいに種はアリに運ばれ地中に入る。
    その種が芽吹くのは春になってからだ。
    P3185374

    最高気温は20℃をこえ、とっても暖かい一日だった。
    時々温風が吹いてくる。虫たちも活動的だった。

    何の葉を食べているのか、コシロコブゾウムシ
    P3185432

    ネコノメソウには、小さなハエやアリが多かった。
    P3185437

    キクザキイチゲの花にも、小さなハエがきていた。
    P3185448 P3185461

    P3185397
    E-520 9-18mm シグマ150mm

  • ツクシ

    ツクシが出はじめた。
    まだ開いていないこんな出始めの状態のほうが、力強い感じがして惹かれる。
    写真に撮るのも楽しいのだが、肝心のよく伸びた方の写真を忘れがちになってしまう。
    今年は注意したい。
    P3165083 P3165086

    こちらは、タネツケバナ。
    ここ数日で急に目立ってきた。
    P3165091
    E-520 マクロ50mm+1.4×テレコン シグマ150mm

  • オオミスミソウ

    昨年、鶴岡に来たばかりの頃、永幡さんに案内してもらってミスミソウを見た。あれからほぼ一年。
    また新たなミスミソウの開花を見て、長いようで短かった鶴岡での一年をあらためて思い返してみた。自分は少しは成長しただろうか。。。
    P3154885 P3154886

    「オオミスミソウの名は鶴岡市の村井貞固が鶴岡で採集したものに広江博士が命名したものである」
    (若松多八郎著「庄内身じかな 野の花・山の花」より)

    P3154897 P3154880
    E-520 マクロ50mm

    これから林床の植物たちがたのしくなる季節
    P3154969
    E-520 9-18mm

  • 早春の植物たち

    鶴岡でも最も早く春を迎える山に入った。
    この道に入るのは、昨年の夏以来。

    12mm付近で撮影しているが、このゆがみの少なさは嬉しい。
    真っ直ぐのブナのイメージが損なわれることなく、まずまず見た目の印象に近い。
    P3124619 P3124678
    E-520 9-18mm
    ブナの花芽は大きく膨らんでいる。
    3月中に開花してしまうんじゃないだろうか。

    さて、林床の植物に目をやると。。。
    いきなり目に飛び込んできたのが、このエンレイソウとキクザキイチゲ。
    両方とも、もう花が咲きそうだ。
    P3124629 P3124635

    とすると、カタクリは?
    こちらも芽吹きが始まっていた。
    もうずっと前から開いていたような葉もあったし、つぼみも1つ見つけた。
    P3124688
    E-520 マクロ50mm

    こちらは、落ち葉の間から妙に目立っていたキノコ。
    ベニチャワンタケだろうか?
    P3124667
    E-520 9-18mm

    思いがけず春が進んでいるのに驚いたが、ここは特別早いから・・・
    とどこか予想外のことを期待もしていた。

  • スギ花粉

    庄内でもスギ花粉が飛びはじめた。
    しっかりこの目で見たので、自信を持って言える。
    東北は杉林が多いので、子供の頃からその瞬間はよく見ていた。
    でも、写真に撮ったのは初めてだと思う。
    P3104358 P3104313
    P3104374
    E-520 シグマ150mm

    かがくナビ 今週の自然だよりには「スギ」をテーマにしました。
    この日、撮影したものです。
    自分は花粉症ではないと書いていて、事実そうだったのですが、
    原稿を送った後に何だか鼻水がいつになく出て、かなり不安になっています。