Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 植物

  • カラスザンショウの葉痕

    庄内にはカラスザンショウが自生している。
    冬芽図鑑のようなものを見ていると、必ずと言っていいほど登場するこのカラスザンショウ。
    庄内に移ったら必ず写真を撮ろうと思っていたのだが、こうも早くチャンスに恵まれるとは思わなかった。
    一目見てすぐに分かった。
    垂れ目な顔のように見える葉痕の上に盛り上がっているのが冬芽だ。

    私が生まれ育った山形市周辺にも、長野県小諸周辺にもカラスザンショウはなかった。
    だいぶ前に海野さんが小諸アトリエの庭に一株植えたのだが、数年しか持たず枯れてしまった。
    カラスザンショウには小諸の冬は寒すぎたのだ。

    P4029000
    4月2日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • ギョウジャニンニク

    永幡さんにギョウジャニンニクのある場所にも案内してもらった。
    今がちょうどいい季節のようで、見るからに美味しそうな芽がたくさん出ていた。
    生でも食べられると聞いて、1つちょっといただいてみた。
    予想以上にニンニクな香りが口いっぱいに広がって、そして美味しかった。
    P4028991
    4月2日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

    P4028993
    4月2日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • コシノコバイモ

    山形の永幡嘉之さんが来てくれて、とっておきの場所に案内してもらった。そこで感激したのが、このコシノコバイモ。
    カタクリが咲き乱れる林床に割とたくさん見ることができた。

    P4029032
    4月2日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

    P4029021
    4月2日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

    初めて見る植物だったからか、晴れた日だったからか、私にはとても気づきにくく、何度も踏みつぶしそうになった。
    カタクリもそうだったが、このコシノコバイモもかなり密生していた。

    永幡さん、お忙しいところ、ありがとう!!

    コシノコバイモは庄内方言で「きつねのちょうちん」だそうだ。
    この可愛らしい花にぴったりなネーミングと思う。
    (参考:若松多八郎著「庄内身じかな 野の花・山の花」)