Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • シリーズカット方式

    愛用のコメットのモノブロック、Twinkle-04FSは、高速閃光をウリにしているストロボ。シリーズカット方式という調光方式を使っていて、閃光時間で光量を調整する、小型のクリップオンストロボと同じ調光方法らしい。とはいっても閃光時間は最小1/64光量で1/13000と、小型のクリップオンには全然負けます。
    その1/13000秒ですが、t0.1ではなく、t0.5のデータじゃないかと最近心配になっています。シリーズカット方式はt0.1とt0.5の差があまりないそうですけど、本当なんでしょうか。ミニルーターを使ったテスト撮影をやってみました。

    閃光時間のt0.1、t0.5とは

    ▲COMET TWINKLE-04FS @1/64光量
    モノブロックとしては優秀な方と思いますが、最近テストしているものと比較すると、ちょっぴり凹みます。

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  • ブレてない?

    ツマグロオオヨコバイのジャンプは意外に速く、今まで、手持ちで一番速いと思っていたストロボ、サンパックのauto16Rでもブレてしまいました。

    メーカー公表のスペックでは1/256光量で閃光時間1/60000秒とあり、これぞ最速と思っていたのですが、t0.5の値だったということでしょうか?クリップオンのストロボは、ほぼt0.1=t0.5だと思っていたのに。。。今まで1/20000秒だと思っていたサンパックの古いストロボauto22SRも、なんだか怪しくなってきました。

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  • ナミテントウの飛翔

    バッチリとまった飛翔写真は、やっぱり見ていて気持ちがいい。最近、ずいぶん久しぶりに Stephen Daltonと栗林さんの写真集を見ています。中学生の頃、これは絶対自分には撮れないと思った写真でした。飛んでいる昆虫の、カタチが美しいと感激したのを思い出します。30年以上経って、自分にも近い写真が撮れるようになりましたが、全然やれていないですね。ホント、全然ダメダメですよ。ストロボはうんと安くなったというのに、デジタルでいくら失敗してもいい時代なのに・・・もっとマジメにやらんかい!

    ・・・と発奮して、また少し飛翔写真を撮っています。

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  • クマスズムシ鳴く 2K240fps / FS700 + SHOGUN INFERNO

    クマスズムシの鳴き声の、不思議な響きの秘密が分かりました。スローで見て聞くと、翅の開く時と閉じる時で二つの違った音が発生しているのがわかります。開く動作は素早く、音もブンと短い音(10倍スロー音の印象)。そして閉じる動作でメインのコーーと長い音を発生させています。右翅のヤスリの歯が左右両方向にひっかりがあって摩擦振動を発生させることが想像できます。

    二つの音が交互に繰り返されていますが、非常な高速な世界の出来事で、私たちの耳には分解できません。

    FS700の2KRAW240fpsをSHOGUN INFERNOで収録。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。10倍スロー映像もリアル音声付きです。

  • マツムシ鳴く 2K240fps / FS700 + SHOGUN INFERNO

    飼育中のマツムシを撮影しました。

    FS700の2KRAW240fpsをSHOGUN INFERNOで収録。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。後半は音声同録の10倍スロー映像です。