Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ヌカカ

    体長1〜2mmの本当に小さな吸血昆虫です。あれ?なんだか痒いなあと気づいても、あまりに小さいので見落としてしまいそうです。山中の川岸でカジカガエルの録音中に10匹ほどにまとわりつかれました。皮膚の柔らかいところでないと食いつけないようで、じっくり観察する余裕がありました。多いところじゃ、それどころじゃないはずです。

    ▲手の甲で吸血中。翅にしま模様のあるタイプです。角度が悪くこんな風にしか撮れませんでした。平均棍が白く目立っていますが、肉眼ではそれすら分かりません。虫があまりに小さすぎるためです。

    ▲これは別種。親指の爪の近くで吸血中です。

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  • ブユの吸血シーン

    ブナ林が新緑につつまれると、辺り一帯ブユの危険地帯と化します。人によってはブユに刺されるなんてとんでもないらしいですが、自分はもちろん痒いのですが、割とすぐに腫れも引きます。子供の頃、散々やられたからというわけでもないのでしょうけど。。。

    動画を撮影してみました

    倍率が今一つ足りなかったので編集時にトリミング。ブレも気になったので、これも編集時に手ぶれ補正を入れてみました。

    体長3〜4mmほどのブユ、オオブユのなかまじゃないかと思います。しかしブユって種類数が多い割には資料も少なく、詳しい種名はわかりません。吸血時は前脚をたたんで前傾姿勢をとりますが、体重をかけて鋭い口を突き立てているのでしょうか?あらためてブユの口ってどうなっているのか、不思議に思いました。動画を見てもよくわかりません。口を離すとバッと血が出ます。

    手の甲でやってもらうと撮りやすいのですが、なかなか思い通りにブユを誘導できず、無駄にいっぱい刺されてしまいました。

  • アクションカム動画〜クロヤマアリ〜

    改造アクションカムでの撮影。ニワハンミョウの死骸を運ぶクロヤマアリです。

    絞れないカメラゆえ近距離にピントを置くほど浅くなります。そこであまり欲張らずに1080フルHDで広めに撮影して720Pで編集、150%ほど拡大トリミングなどしています。思いがけない動きも多いアリですから、これはなかなかいい作戦でしょう。

    あまりに細かく見えるものですから、ちょっと余計な事に気づきました。このニワハンミョウの死骸、何ものかに踏みつぶされたような・・・ひょっとして自分とか、ちょっと前にこの前を通った自分運転の車とか、十分にありえます。われわれ車で走り回っているうちには、知らず知らず結構色んな生き物を跳ねたり轢いたりしています。避けようもありませんが、罪な事と思います。でも、またそのおかげで、こうして食べ物にありついている生き物もいるわけですね。

  • オツネントンボの産卵

    2日続けて鮭川に。今年はこちらも雪が少なかったようで、例年よりずっと早く春が始まっています。水辺では越冬明けのオツネントンボが盛んに産卵していました。

  • ナガハシスミレ

    ナガハシスミレはとても長い距を持つスミレ

    あまい蜜は距の中にあります。虫たちに容易に蜜をとられないよう、そして受粉効率を高めるためにこんな長い距になったのでしょう。思い出すのはマダガスカルの彗星ラン「アングレカム・セスキペダレ」と「キサントパンスズメガ」の関係。
    ナガハシスミレと深い関係にある虫がいるとすれば、おそらく・・・

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