Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ウラクロシジミの卵

    雪がとけて入っていける道が増えてきました。ゼフィルスの卵を探して1時間ほど探し回りましたが、やっとウラクロシジミの卵を見つけました。

    ウラクロシジミの卵。顕微鏡用10×対物レンズで撮影
    ウラクロシジミの卵。顕微鏡用10×対物レンズで撮影、120枚の深度合成

    そろそろ花が咲きはじめたマンサクの芽に見つかります。
    幼虫の孵化は1ヶ月後くらいでしょうか。

  • オカモトトゲエダシャク

    ガードレールにとまるオカモトトゲエダシャクを見つけました。道路脇の枝に手をのばそうとガードレールをまたいだら、陰にとまっていました。すごい偶然!今日は鶴岡も10度以上に気温があがりましたが、まだまだ雪は残っています。そんななかで、すでに活動期に入っているんですね。


    ▲もしかしたら鶴岡で見るのは初めてかも知れません。小諸では海野さんのアトリエで夜の灯りにバンバン来てたっけ (さらに…)

  • ノコギリクワガタの触角

    一週間、鶴岡を離れていました。洗浄したままになっていたノコギリクワガタの標本があったのを思いだし、その触角を拡大撮影しました。

    Zuiko macro38mm/f3.5で撮影、137枚から深度合成
    Zuiko macro38mm/f3.5で撮影、137枚から深度合成

    標本といっても飼育していて死んだものを冷凍庫に保管していたものです。洗浄によって大分汚れが取れたものの、やっぱり生きている時の輝きは失われてますね。

  • アブラゼミの抜け殻

    抜け殻をアップで撮影しようと思うと、結構汚れがひどくて、途中で「や〜めた」となってしまいます。半年も経ってしまった今となっては尚更です。最近はじめた洗浄はタンパク質汚れに特に効くらしいのですが、セミの抜け殻がすこぶる綺麗になりました。

    E-M5Ⅱとマクロ60mmで等倍からのフォーカススタック。ステップは一番細かい「1」で撮影してみました。

    ▲150枚から深度合成
    ▲100枚枚から深度合成

    気がつくと抜け殻の所々に水が残っているようです。まあ気にせずOKなレベルでしょう。

  • キノカワガ

    実は越冬中のキノカワガを庄内で初めて見ました。それもなんと自宅の庭のカキの木。

    ▲横にのびた枝の下側です。雪のある土地での越冬ポイントはこうなのだと、まさに納得な場所です。ここなら雪が降ろうと雨になろうと大丈夫そう。西から吹く強い風もうまく避けています。

    ▲雪どけ水の通り道は黒く濡れていますが、キノカワガのとまっているあたりは乾いています。ちゃんと濡れない場所を選んでいるんです。

    ▲フォーカスブラケットで撮影してみました