鱗粉を撮影してますます確信が持てた。先日からの補正レンズ追加で期待以上に画質向上している。まだブレやデータ不足など問題はあるけれど、確実によくなってきた。

▲ミヤマカラスアゲハの鱗粉。後翅表側の青い部分。金属顕微鏡用40倍対物レンズで撮影。62枚から深度合成。
まるで障子のようだ。桟と障子紙的な構造が感じられる。障子紙じゃなくて多層膜構造のフィルムなのだろうけど、この膜、角度によって透明っぽくなるのか、ところどころ奥の色が透けて見えている。あるいは本当に抜けているのか?
残念ながら、その辺りが判別できるほど画質はよくない。

▲同じくミヤマカラスアゲハの鱗粉。後翅表側の赤い模様の一部。金属顕微鏡用40倍対物レンズで撮影。75枚から深度合成。
赤い鱗粉はフラットで、青い鱗粉とはまるで違っているのがわかる。