お昼頃、庭ではまたオオモモブトスカシバが見られた。 ▲胸のオレンジが美しい雌
弘前の工藤さんから電話を頂戴した。東北地方のスカシバガ類研究の第一人者だ。さすがは工藤さん、私がちょっとブログに書いてまだ数時間というタイミング。 実は、自分の見たスカシバの種名を調べていて、工藤さんのHPにあるWEB図鑑から、自分の庭のものはオオモモブトで、シタキモモブトでないことを確認させていただいたばかりだった。 (さらに…)
久しぶりに鶴岡に落ち着いて仕事している。今年の前半は、気が付いたら半分以上、鶴岡を離れていた。自分としては、非常に稀なことだ。ほったらかしの庭も片付けなければと、圧倒的な量の雑草に手をつけ始めた。
そうしたら、早速ご褒美の虫が登場。こんな綺麗なスカシバは初めて見る。 ▲目の覚めるような鮮やかなオレンジ色。オオモモブトスカシバで間違いないだろう。 (さらに…)
鱗粉を撮影してますます確信が持てた。先日からの補正レンズ追加で期待以上に画質向上している。まだブレやデータ不足など問題はあるけれど、確実によくなってきた。
▲ミヤマカラスアゲハの鱗粉。後翅表側の青い部分。金属顕微鏡用40倍対物レンズで撮影。62枚から深度合成。まるで障子のようだ。桟と障子紙的な構造が感じられる。障子紙じゃなくて多層膜構造のフィルムなのだろうけど、この膜、角度によって透明っぽくなるのか、ところどころ奥の色が透けて見えている。あるいは本当に抜けているのか?残念ながら、その辺りが判別できるほど画質はよくない。
▲同じくミヤマカラスアゲハの鱗粉。後翅表側の赤い模様の一部。金属顕微鏡用40倍対物レンズで撮影。75枚から深度合成。赤い鱗粉はフラットで、青い鱗粉とはまるで違っているのがわかる。
タマムシは前胸背板がキレイだ! ▲金属顕微鏡対物レンズ10倍で撮影。122枚から深度合成。 翅にも細かい六角形のパターンがあったけど、ここも細かい六角形で埋めつくされている。ただしこちらは透明感があって奥まで見通せるようだ。構造色に作られた妖しげな世界?ヤンマの複眼を見ているような感じだ。
40倍でも撮影して深度合成してみた。しかし何だかうまくいかない・・・ (さらに…)
タマムシの翅を顕微鏡対物レンズで拡大撮影。フラットナーの効果てきめんで、特に40倍の方はようやく本来の実力を見せてくれたという感じだ
▲40倍対物レンズにて撮影。くぼみの奥に穴があるのは間違いない。48枚から深度合成 (さらに…)