Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • 越冬中のウラギンシジミ

    今、鶴岡で越冬中のウラギンシジミを見ている、と知人から連絡が入った。それはすごい!ぜひしっかり記録していて下さいと伝えたのだが、あなたに撮ってほしいから連絡したのだと、そんなありがたいお言葉をいただいてしまったら・・・行かねばバチがあたります!

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    ▲だいたいその辺にいるよと教えてもらっても、まるでわからない。おそらく、その辺りをしょっちゅう通っていたとしても、自分は見つけることができなかっただろう。写真は、レフ板を当てて銀色に光っているけど、こんなはっきりしたものではなかった。

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    ▲発見の過程を聞けば、夜の散策中に灯りに照らされて・・・ということだったらしい。なるほど納得だが、現場に何度も足を運ぶなかでこその大発見だ。すばらしい!そして、教えてくださってありがとうございました!

  • ヤツデキジラミ

    冬に青々としたヤツデの葉を見ると、ひっくり返して葉裏の虫を探してしまう。いずれは鶴岡でもマエムキダマシことクロスジホソサジヨコバイが見られるんじゃないかと思うからだ。この日も空振りだったけど、別の虫、ちょっと特徴的なキジラミを見ることができた。

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    ▲ヤツデについているんだからヤツデキジラミか?と、まずはGoogleでワード検索してみたら、確かにそんな名前の虫の情報がたくさん引っかかってきた。画像を見ても、ヤツデキジラミに間違いなさそうだ。葉裏なのに虫のまわりはじっとり濡れている。この虫がヤツデの汁を吸いながら排泄したに違いない。 (さらに…)

  • 年越ヒメカマキリ

    新年、明けましておめでとうございます。今年もまた新しい発見を、新しい体験を求めて 、日々過ごしていきます。今年の目標は「中途半端でやめない!」です・・・
    どうぞよろしく

    今年最初の一枚として、飼育中のヒメカマキリ(雌)を撮影した。このヒメカマキリは、11月半ば、たぶん赤川の河口近くで私の車の中に偶然もぐりこんできた一匹。晩秋になってよく見るようになるヒメカマキリだが、雪が降ればさすがに生きられないはず。これも縁だ死ぬまで付き合ってやろうと暖かい部屋で時々ミールワームを与えていたが、ついに年を越してしまった。
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    ▲ちょっと弱ってきた感じもするが、触角を細かく震わせ敏感に反応する。 (さらに…)

  • 最近気づいたこと〜YouTubeについて〜

    よく見ているYouTubeなのに、少し前にあった大きなアップグレードに気づかずにいてしまった。それは60P対応のこと・・・もう永久にYouTubeは30Pだと諦めていたのだけど、そうじゃなかった。今更な話ではあるが自分には大きなニュースだ。
    30Pと60Pの違いは相当に大きい。60iだっていい。「60」なだけで映っているものに命が宿ったように感じる。YouTubeを見るのも、動画をアップするのも、これからますます楽しくなりそうだ。

    昨年の6月に撮影したアミメアリの行列を720 60Pでアップしてみた。

    ▲HDVカメラSONY FX1000 使用。HDMI出力から外部レコーダーに記録。古いカメラだけどまだまだ現役でいける。

    60Pは720か1080のHD画質で可能で、360や480のSD画質では不可。それと、60PはSafariなどHTML5対応のブラウザーでないといけないようだ。画質選択の項目に「720P60HD」のように「60」の文字が出ればOK。また、半年以上前に60Pでアップした動画は、やっぱり30Pでしか再生できないようだ。

  • 雪虫

    雪虫・・・鶴岡に移ってからまともに見たことがなかったが、ようやく写真を撮った。この季節、雪虫の出るタイミングにそうした場にいなかっただけなのかもしれない。
    しかし、そうは言っても2匹飛んでいるだけ。小諸で見たような、数十匹がまるで粉雪のように空中を舞っているという感じではなかった。
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    ▲アブラムシの一種の有翅虫。空中ゆったりと漂うように飛んでいるから撮影も可能だ。といっても体長5mmの飛んでいる虫にピントを合わせるのは、ちょっと難しい。もちろんストロボなしには動きは止められない。ストロボを使っていても、翅は若干ぶれる。 (さらに…)