(2014年10月5日記) 秋が深まって、鳴く虫の声も寂しくなってきた。気温は15℃を下回り、スズムシもカネタタキも鳴き声は弱々しい。このタイミングでようやく鳴き声を聞くことができる虫がいる。それがクマスズムシだ。 ▲クマスズムシの雄。先週は全く鳴き声を聞くことなく空振りだったが、この夜はたくさん聞くことができた。 (さらに…)
(9月20日記)伊丹を昼過ぎに出て石川に向かう。ちょうど日没頃に石川県内に入り北陸道を降りた。そこは以前クツワムシを撮影した場所だったが、今回もいい虫に出あえた。▲ハマスズの雄。砂浜にすむ小さなコオロギ。擬態昆虫として有名な種だが、野外で生きたものを見るのは初めてだ。夜の砂浜に小さなコオロギの声を聞き、これはもしやと期待が膨らんだ。LEDライトで探したら、あっけないほどすぐに見つかった。
(2014年9月24日記す) 石川県にて、海岸のススキをかき分けた時のこと、足下の草ワラに見慣れないゴキブリの幼虫が走った。庄内では見たことがないけれど、何ものかは想像できた。こんな場所にいるなんて、モリチャバネくらいだろう。 ▲5mmほどの小さな幼虫。一歩踏み込むと5,6匹飛びだしてくる。成虫もいるはずだが・・・ (さらに…)
(2014年9月24日記す) 2日間、急な用事で、休館中の伊丹市昆虫館を訪れた。館長の奥山さんは、なんと私と同郷で年がとっても近い。最近、あの後藤くんとテレビ番組で対談したという、すっごく妙なことになっていて、面白いんだこれが。 私も何か呼ばれるように伊丹にやってきたのだが、でも昼の取材がすんだら、夜の鳴く虫を追っかけに出てしまう・・・自分でももったいないかと思うのだけど、悪い、やっぱりクツワムシが気になる!
教えてもらったポイントで念願のクツワムシを撮影。まさか、こんな場所でという所だった。 ▲くつわの現物はテレビで見たことがあったように思う。この鳴き声、確かにくつわの鳴り音にそっくりなんだろう。
▲翅のこすれ方を撮影しようとアップでせまった。画像を確認しながら、キリギリスと何だか違うような気がした。 これは翅の構造を暴いてみなければならないか。。。
(2014年9月24日記す) 新潟県上越市にて、LEDライトが照らし出したこの状況、黒いものはマジメにニセアカシアの種かと思った。 ▲よく見れば黒いのはツチカメムシで、鞘に口を刺して汁を吸っているのだった。
▲このツチカメムシ、種類がよくわからない。庄内では見ていないと思う。1cm以上あったと思うのだけど、ヨコヅナツチカメムシじゃないだろうか?